eSIMはデュアル対応です

新iPhoneは物理SIM廃止、eSIMのみに

編集部:平山洸太

Image:Apple

アップルが新たに発表した「iPhone 17」「iPhone 17 Pro/Pro Max」「iPhone Air」。日本ではいずれの機種も物理的なSIMカードスロットは廃止され、eSIMのみとなった。

これまでは物理的なSIMカードに対応しており、iPhone 16ではnano-SIMとeSIMのデュアルSIMとなっていた(eSIMもデュアル対応)。新たなモデルではデュアルeSIMとなっており、「2つのアクティブなeSIM、保存できるeSIMは8つ以上」だとしている。

アメリカでは先行して、iPhone 14から物理的なSIMスロットは廃止されていた。今回のモデルではそれが拡大され、日本、バーレーン、カナダ、グアム、クウェート、メキシコ、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、米国、アメリカ領ヴァージン諸島でeSIMのみになるとしている(iPhone Airは全世界でeSIMのみ)。

アップルはeSIMのみにすることで、「これまで物理SIMに専有されていたスペースを活用して、より大きなバッテリーを搭載」できると説明しており、Proモデルでは2時間長いバッテリーを実現できたとのこと。また薄型のiPhone Airでは、eSIMによって内部のスペースを節約し、薄くて軽いボディを実現したと説明している。

関連キーワード: