iPhone 6s/6s Plusと初代iPad Proは同時発表
「iPhone 17」発表イベントで「M5 iPad Pro」がサプライズ登場?“10周年”のタイミングだけに

アップルはまもなく開催するスペシャルイベントで、“iPhone 17シリーズ”を含め8種類以上の新製品を発表すると見込まれている。そのなかで、次期チップ「M5」を搭載した「iPad Pro」がサプライズ登場する可能性も報じられている。
米9to5Macは、この可能性を裏付ける3つの根拠があると指摘している。
1つ目は、信頼性の高いリーカーがX(旧Twitter)でM5 iPad Proの詳細(11インチと13インチモデル、Wi-Fi/セルラー対応)や「Apple Watch」新モデルの情報を連続投稿していたことだ。Apple Watch製品は確実に9月のイベントで発表される見込みであり、このタイミングでiPad Proに言及されたのは、同時発表を示唆しているという。
2つ目は、今年が初代iPad Pro発表からちょうど10周年(2015年9月9日発表)であることだ。記念日に合わせた発表は極めて自然であると推測されている。
3つ目は、iPadOS 26のリリースが間近に迫っている点である。同OSはWWDC 25で発表され、6月からベータ版が配布されている。製品版は9月16日頃の公開と複数のメディアで予測されており、タイミングとして新型iPad Proの投入と整合している。
iPadOS 26はマルチウィンドウ対応やメニューバー搭載など、操作性をMacに近づける要素を持ち、iPadソフトウェア史上最大級の生産性向上アップグレードになる見通しである。そのため、「Proモデルを選ぶ」最良の理由になると9to5Macは述べている。
ここ数年、iPhoneとiPadの発表イベントは別々に行われる印象が強い。しかし2015年9月のスペシャルイベントでは、初代iPad ProとiPhone 6s/6s Plusが同時発表されている。アップルが近年の通例どおりにM5 iPad Pro発表を先送りにするのか、それともiPhone 17シリーズの発表後に「One more thing」としてサプライズ登場させるのか、今晩の展開が注目される。
- Source: 9to5Mac