この間テストしてたやつ

X対抗のThreadsに「1万文字の長文添付」できる新機能

Munenori Taniguchi

Image:Threads

Twitter風SNSのThreadsは、ひとつの投稿に添付する格好で、最大1万文字のテキストを添付できる新機能を導入すると発表した。言ってしまえば、XのArticles機能のThreads版だ。

通常のThreads投稿には最大500文字が記入できる。おそらくこれでも大半の用途には足りるだろうが「書籍、記事、ニュースレター、ポッドキャストの文字起こしといった長いコンテンツ」をスクリーンショットで添付する人がいる問題を解決するために、今回の新機能を追加したとThreadsは説明している。

投稿にテキストを添付するには、線が入った角丸長方形のアイコンをタップし、表示されたテキストエディターに添付する文章を入力する。この添付テキストには、太字、斜体、下線、取り消し線などの書式も設定できる。

添付された最大1万文字の文章は、Threads内では通常の投稿の下に小さなブロックとして表示され、それをタップするとテキスト文として展開される。もし通常の投稿にThreads以外のコンテンツへのリンク貼り付けた場合は、そちらが添付コンテンツとしてプレビュー表示され、最大1万文字の添付テキストはメイン投稿の本文にリンクの格好で含められる。

Threadsは、この機能の提供は「投稿者の体験を向上させ、コミュニティが共通の関心事でつながるのを支援するための継続的な取り組みの一環」だと述べている。また今後もサービスを改善するためにユーザーのフィードバックを収集していくとも述べている。

この機能はつい最近、一部のユーザーを対象にテスト導入されていたものだ。XやThreadsなどでは、何らかの目的によりユーザーが意見表明をしたり、何かを解説したりするときに長文となる場合、投稿を連結することで対応していた。今回の新機能によって、そうした場面を見かけることはほとんどなくなるかもしれない。

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