New Vegasで何が起きる?
ゲーム原作の人気ドラマ『フォールアウト』新シーズン、12月配信。15年前の「Fallout: New Vegas」モチーフ

Amazon Prime Videoは、核戦争後の荒廃した未来を描くゲーム原作実写ドラマ『フォールアウト』シーズン2のファーストルック画像7枚を新たに公開した。配信は12月に予定され、原作ゲームシリーズの「Fallout: New Vegas」に登場する都市が舞台になる。
人気ゲームシリーズ「Fallout」をもとにSFドラマ化し、2024年4月に配信された『フォールアウト』は、これまでに発売されたゲームのイメージを損なうことなく、ファンなら思わずニヤリとしてしまう要素も適度にちりばめられた作品になっている。ドラマの一部ではゲームの設定と食い違う部分もあり、コアなFalloutファンの間では議論も巻き起こったりしたが、全体としては当初の予想を上回る好評価を得ており、映画批評サイトRotten Tomatoesでは97%という高い支持率を獲得している。
シーズン1は、2077年に起こった核戦争から219年後の2296年、Vault 33と呼ばれる核シェルター内で生まれ育った主人公ルーシー(エラ・パーネル)が、シェルター外から侵入してきた略奪者(レイダー)らにさらわれた父親(カイル・マクラクラン)を探し出して連れ帰るべく、単身で地上に出て旅をするというあらすじ。
主人公の行く手には、人気俳優で核シェルターを販売するVault-Tec社の広告塔だったにもかかわらず、肝心の核戦争勃発時にシェルターへの避難ができず、その後の放射能汚染のためにグールと総称される変異体に変貌してしまったクーパー・ハワード (ウォルトン・ゴギンズ)や、民兵組織「B.O.S(Brotherhood of Steel)」に憧れ、ひょんなことからB.O.Sのパワーアーマーを手に入れる青年マキシマス (アーロン・モートン)らが登場し、それぞれの過去も掘り下げられた。
公開されたファーストルック画像の一部は、単なるイメージでしかないようにも見える。だが、車の後部座席から夜のラスベガスの街並みを眺めるハワードの写真や、ルーシーの兄のノームが険しい表情でVaultの住人の前に立っている写真などは、シーズン1で展開されたエピソードから連なるストーリーを視聴者に予感させるものとなっている。

シーズン2には、新キャストとしてマコーレー・カルキンが加わることが明らかになっている。また、Amazonプライムビデオはシーズン3の製作もすでに決定済みとなっている。
ちなみに今週木曜日からは、ドイツ・ケルンで4日間にわたる大規模なゲーム見本市イベント「gamescom 2025」が開催されるため、そこでも『フォールアウト』シーズン2に関する新情報が出てくるかもしれない。





- Source: Amazon MGM Studios
- via: Variety Techradar