光学ズーム最大8倍×可動式レンズとの噂

iPhone 17 Pro Max、スマホ史上最高クラスの望遠カメラを搭載か

多根清史

Image:vcksht/Shutterstock.com

2025年9月に発表と見られる「iPhone 17 Pro Max」には、「スマートフォン史上最高クラス」の望遠カメラが搭載されると報じられている。

これは中国の著名リーカー刹那数码(Instant Digital)氏が述べていることだ。ただし、それ以上の詳細は明らかにしていない。

今回のリークに先立ち、iPhone 17 Pro Maxの望遠カメラが大幅に強化されるとの見通しは、何度も伝えられてきた。まず、解像度はiPhone 16 Pro Maxの12MPから48MPへと向上し、写真と動画の画質ともに改善。背面のカメラバンプ(出っ張り)が大型化するのも、センサーサイズの大型化に伴うものと見られている。

そして光学ズームも前モデルの最大5倍から8倍へと飛躍。さらにレンズが可動式となり、様々な焦点距離で連続光学ズームが可能になるとの噂話もある。

現行スマートフォンの中で最高峰の望遠性能を誇る製品の1つは、サムスンのGalaxy S25 Ultraだろう。50MPの光学5倍望遠+10MPの光学3倍望遠カメラを備え、光学5倍ズーム+AI超解像により「光学相当10倍ズーム」をうたっている。

噂が正しければ、iPhone 17 Pro MaxとGalaxy S25 Ultraで、望遠レンズの画素数はほぼ同じとなる。iPhoneは最大8倍の「純粋な光学ズーム」を実現することになるため、画質そのものでいえば業界トップクラスとなるだろう。

iPhone 17 Pro Maxについては、内部設計とされる画像が韓国のNaverブログで公開された。これを投稿したyeux1122氏は、未発表のiPhoneに関する情報を正確にリークした実績が多数あり、比較的信頼性が高いリーカーとして知られている。

Image:yeux1122

バッテリーに金属製カバーが採用される(おそらく発熱を抑えるため)などが確認できるが、最大の特徴はカメラバンプが前モデルよりもかなり大きくなっていることだ。これも、イメージセンサーの大型化や可動式レンズなど、カメラの大幅な強化を裏付けるものだろう。

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