Apple Intelligenceが動く最も安い製品になるかも

次期Apple TV、2025年末登場か。FaceTimeカメラ内蔵&値下げとの情報

多根清史

Image:Vladimka production/Shutterstock.com

アップルは2025年末に、次世代Apple TVを発売する可能性が極めて高いと報じられている。

これは、米MacRumorsが「アップルの計画に詳しい」情報筋に基づいて伝えていることであり、アップルの未発表製品に詳しいBloombergのMark Gurman記者が述べていた「年末に向けてリリースされる」との予想とも一致している。

現行のApple TV 4Kは2022年に登場したモデルであり、A15 Bionicチップ、HDR10+対応、USB-Cポートを備えた改良版のSiri Remote(リモコン)を搭載している。Apple TVの更新ペースは比較的ゆるやかで、およそ3年ごとに新型がリリースされている。2022年モデルは、アップルが現在販売している唯一かつ最新のApple TVである。

次世代モデルでは、アップル独自設計のBluetoothおよびWi-Fiチップの搭載に加え、Wi-Fi 7への対応が見込まれており、スマートホーム機器との連携やデータ同期の速度が向上するとされている。

搭載チップの詳細は明らかになっていないが、Apple Intelligence対応とすれば、A17 ProまたはA18チップが採用される可能性が高い。また、tvOS 26のベータ版からは、FaceTimeカメラを内蔵し、ビデオ通話が可能になる兆候も確認されている

さらに、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏によれば、次期Apple TVは競争力を高めるため、現行モデルよりも低価格に設定される可能性があるという

この新モデルの発売時期は、2025年9月から12月の間と予測されている。それに伴い、現行モデルは販売終了となる見通しだ。

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