Pixel 10シリーズやPixel Watch 4等が登場する見通し
Pixel 10シリーズ発表へ。8月21日に「Made by Google 2025」開催決定、予想される新製品まとめ

Googleは「Made by Google 2025」イベントを、現地時間の2025年8月20日に開催すると正式に発表した。例年よりも早い時期での開催となり、AI関連の最新動向やAndroid 16の新機能、さらに数々のハードウェア新製品が登場する見通しである。
基調講演は現地時間午前10時(日本時間では8月21日午前3時)に開始され、YouTubeにてライブ配信される。同社はメディア向け招待状の中で、「Pixelスマートフォン、時計、イヤホン、その他」の新製品が披露されると予告している。
これまでのリークや噂を総合すると、今回のイベントで発表されると見られる主な製品群は以下の通りである。
Pixel 10シリーズ
- Pixel 10/Pixel 10 Pro/Pixel 10 Pro XL/Pixel 10 Pro Foldの4機種
- 全モデルに新型プロセッサー「Tensor G5」を搭載
- 標準モデルのPixel 10は望遠カメラを新たに搭載する一方で、他のカメラ性能はやや抑えられる可能性がある
- Pixel 10 Pro Foldは、ヒンジ構造の一体感が向上し、より薄くなる。折りたたみスマートフォンとしては初となるIP68等級(完全防塵・防水)に対応。カバーディスプレイも6.3インチから6.4インチに拡大する見通し
Pixel Watch 4
- 前モデル同様、2サイズ展開を継続
- メインプロセッサーは3年連続で据え置きとなる見込みだが、コプロセッサーはM33からM55へとアップグレードされる可能性
- 物理的な充電端子がなくなり、Pixel Watchシリーズとしては初のワイヤレス充電に対応する可能性も報じられている
Pixel Buds 2a
- aシリーズに属する低価格ワイヤレスイヤホンの第2世代モデル。より手頃な価格帯になるとされる
- カラーバリエーションは4色展開で、Hazel(グリーン)、Strawberry(レッド)、Iris(パープル)、Fog Light(ライトブルー)が用意される
Tensor G5チップ
- 製造元がSamsungからTSMCへと変更
- 3nmプロセスを採用しており、CPUやAI演算性能は前世代から大幅に向上する見込み
- GPUにはImagination Technologies製のコアが採用され、グラフィックス性能の強化も期待される
Android 16 QPR1
- 次期機能アップデート「Android 16 QPR1」では、Googleが推進する新UI「Material 3 Expressiveデザイン」に対応。ユーザーインターフェースのビジュアル表現がさらに多様で柔軟になる見通し
- Source: 9to5Google