現在、AI モードは米国の13歳以上のユーザーが使えます。
Google検索、Doodleページで『AIモード』を宣伝。広報担当「単なる楽しいプロモーション」

Googleは、祝日やなにかの記念するために、検索ホームページのロゴデザインを変更したり、特設ページを設けたりする「Google Doodle」を催すことがある。
今週火曜日の7月1日も、このDoodleページが現れた。だが、Googleの広報担当いわく、これは「歴史と文化を称える」本来のGoogle Doodleとは異なり「単なる楽しいプロモーション」だと述べた。要するに宣伝だ。
米国では、この日のGoogle検索ホームページに、「AIモード」にアクセスできるアニメーション画像が掲載された。この落書き画像には共有ボタンも付いていた。
AIモードは、検索のために入力された文言に対して、直接的な回答を提供することを目的としたGoogleの新しい検索機能だ。その回答は、AIの生成による回答に加えて、情報源となるインターネット上のコンテンツを組み合わせて提示し、そこに要約とリンクが添えられる。
背後で動作するAIモデルにはGemini 2.5が用いられており、AIモードの回答に対してユーザーは追加でテキスト、音声、画像を示してさらに質問を深掘りしていくこともできる。
Googleは、これまでのキーワード式の検索方法では、複雑な質問に対して、求める回答にたどり着くまでに複数回の検索操作を行う必要があったと説明。AIモードによって、その作業がより簡単になると述べている。
AIモードに関しては、Googleは5月に「I’m Feeling Lucky」ウィジェットの代わりに、一部ユーザーの検索ページにAIモードのテスト画面を表示してテストを行っていた。
ちなみに、GoogleはAIモードのテストを米国だけでなく、インドでも行っている。今回のようにユーザー登録なく誰でも機能を使えるテストの実施は、この機能をさらに多くの国へ展開する兆しかもしれない。