iPhone 17 Proは「背面アップルロゴが下に移動」か。ケース業界に影響も

多根清史

2025/06/30 12:30

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ここ数年、iPhone 11シリーズ（2019年発売）以降のモデルでは、背面中央付近にアップルロゴが配置されてきた。しかし、今年秋に登場予定のiPhone 17 Proモデルでは、そのロゴがさらに下部へ移動するという噂が報じられている。

アップル未発表製品のリークで知られるMajin BU氏によれば、iPhone 17 Proではロゴが「背面の中央下寄り」に配置されるとのことだ。この変更は、新しいカメラバーのデザインや今後のハードウェア革新との調和、さらにブランド認知の向上といった理由が背景にあるとされる。

これによりMagSafeシステムとの干渉が懸念されており、ケースメーカーはロゴ位置の変更に合わせて透明ケースやMagSafeリングのデザインを再検討しているという。特に透明ケースではロゴの存在感が強いため、ロゴの位置に合わせた切り欠きなどを開発中だと伝えられている。

iPhone背面のアップルロゴは、MagSafeの磁気リングおよびワイヤレス充電コイルの中心にほぼ一致している。つまりロゴの位置はMagSafe充電器やアクセサリーを装着する際の目安となっており、サードパーティ企業もそれを基準に設計を行ってきた。ロゴの配置は些細に見えて、実際にはサードパーティ業界にとって死活問題にもなり得る。

実際にどのようなデザイン変更となるのかについては、Bu氏が変更前後のイメージを公開している。これまで左上にあったカメラバンプ（出っ張り）が左右を横断するカメラバーへと変わるものの、タテの長さは従来と変わらないようにも見え、機能面よりはデザイン的な調整にとどまる可能性がある。

Bu氏の情報には当たり外れがあるものの、iPhone 16 Proの新色「デザートチタニウム」を早い時期に予想した実績もあり、未発表iPhone用ケースのリークなどについては信ぴょう性が高い。いずれにせよ、アクセサリー企業が今回の変化に備え始めていることは間違いないだろう。