4G LTE通信対応モデルも登場
Anker、夜間カラー撮影強化の屋外用防犯カメラ「eufyCam S3 Pro」など3機種。エントリーからハイエンドまで充実

アンカー・ジャパンは、Eufyブランドの屋外用防犯カメラ3製品を発表した。ラインナップおよび税込価格、発売日は以下の通り。
・「Eufy eufyCam S3 Pro 2-Cam Kit」59,990円/6月5日
・「Eufy SoloCam E30」17,990円/5月22日
・「Eufy 4G LTE Cam S330」39,990円/2025年冬ごろ
3種類の屋外用防犯カメラの登場により、ハイエンドからエントリーまでラインナップを拡充するかたち。いずれの製品もソーラーパネルとバッテリーを内蔵するため、充電や配線をすることなくカメラを設置できる。なお、Amazonでは購入時に取り付けサービスもあわせて申し込むことが可能。
Eufy eufyCam S3 Pro 2-Cam Kit

同ブランドにおける屋外用防犯カメラのハイエンドモデル。2台のカメラ「eufyCam S3 Pro」とホームベース「HomeBase S380」がセットになっており、ホームベースには16GBの内蔵メモリを備えている。
新たにAI映像補正機能「MaxColor Vision」を搭載し、夜間の暗い環境下でもスポットライトなしでフルカラー映像の表示が可能。従来はカラーで記録するためにスポットライトを使用していたが、ナンバープレートや人物の顔などが白飛びしてしまっていたという。新モデルでは、暗い環境下でも白飛びすることなく、最大9m先の顔やナンバープレートをカラーで記録できるようになった。

また、動作検知は従来の赤外線(PIR)からレーダーに変更することで精度が向上し、最大12m先までの動作検知が可能に。ホームベースには顔認識AIを搭載し、家族などアプリ上で登録したユーザーとそれ以外の判別にも対応する。なお、登録していないユーザーだけをまとめて表示させることもできるという。
カメラは最大4Kの解像度と最大8倍のデジタルズームに対応。レンズの明るさはF1.0で、画角は135度となる。IP67の防塵防水もサポートする。
Eufy SoloCam E30

首振り機能を備えるエントリーモデルで、水平360度、垂直70度の撮影に対応。AIによるモーショントラッキングを備えており、動きを検知すると人物やペットの動きを自動で追従できる。
解像度は最大2Kで、レンズの画角は120度。IP65の防塵防水に対応している。記録した映像はmicroSDカード(別売/最大128GB)に記録する仕様。なお、スポットライトは非搭載のため、夜間は赤外線センサーによるモノクロ録画となっている。
Eufy 4G LTE Cam S330

Eufyのセキュリティカメラとして初めて、4G LTE通信のSIMに対応するモデル。Wi-Fiが届きにくい場所でも通信が行えることで、玄関や駐車場、畑や農園など、これまで設置が難しかった場所でも防犯対策ができると謳っている。
カメラは最大4Kの解像度と最大8倍のデジタルズームに対応。画角は138度だが、水平344度/垂直79度の可動範囲を備えている。IP55の防塵防水もサポート。記録した映像はmicroSDカード(別売/最大128GB)に保存する。