契約者の約3人に1人がギガを売り買いを経験
メルカリモバイル、「ギガ売り買い機能」の利用動向を初公開。1GB平均価格は36円、20GBで200円の購入事例も

メルカリは、2025年3月に提供開始したモバイルサービス「メルカリモバイル」において、そのサービス利用動向を初公開した。
「メルカリモバイル」は、同社が展開するフリマアプリ「メルカリ」を通じて申し込みから支払いまでを完結でき、毎月のデータ通信量(ギガ)もメルカリからかんたんに管理が行えるモバイルサービス。データ通信量(ギガ)をメルカリのように「1取引:200円」から出品・購入できる日本初の機能を搭載することで、お得にギガを購入し、ギガを売って得られたお金を「メルペイ」を通じて日常の買い物に利用するなど、これまで以上に柔軟でお得にスマホを利用できるサービスとなっている。
料金プランは月額990円(2GB/税込)と2,390円(20GB/税込)の2種類で、docomo回線を利用した音声・SMS・データ通信サービスを提供。なお、4月24日からは電話番号を引き継いで携帯電話会社を乗り換える際に、MNP予約番号の取得が不要になる「MNPワンストップ」が追加され、乗り換えがますますスムーズになっている。
同社はこの度、「ギガを余らせてしまう人」と「ギガが足りない人」をマッチングさせ、ギガを個人間で自由に売り買いできる日本初の機能の利用動向レポートについて公開した。これによると、ギガの購入により47GBで1,890円や、17GBで1,190円といった大容量プランを安価に実現した事例が発生。ギガを割安で購入することにより、月額990円(2GB/税込)の契約者でもお得にに大容量のデータ通信が実現できていると説明する。

ギガの出品事例として、20GBの契約者の中にはギガ出品により収支が760円の黒字になった事例や、10GBで1,490円の中容量プランをお得に実現できた事例も見受けられたとのこと。なお、取引されたギガの中で1GBは最大330円で取引されているという。

全体データとして、平均価格は1GB単位の取引では248円/GB、2GB以上では36円/GBで、他社の提供する追加データ料金と比べるとお得な価格帯になったと謳う。また、メルカリモバイルの契約者のうち、約3人に1人(33%)がギガの購入もしくは出品を経験し、出品されたギガは平均20時間で購入されるなど、活発な取引が行われているとアピールした。


そのほか、ギガの売り買いの動向を発信するメルカリモバイル公式のXアカウント( @mercarimobilejp )も開設された。今後のギガの売り買いの状況やメルカリモバイルに関するお得な情報を本アカウントから発信していくという。
また、メルカリアプリのメルカリモバイル申し込みページにて、毎月使うギガ数と毎月のスマホ料金を入力すると、おすすめの料金プランや毎月の料金がどれくらいお得になるかを診断してもらえるサービスも実施している。
最後に同社は、「今後も『メルカリモバイル』を通じて、誰でもかんたんにモバイルサービスを利用でき、ギガを無駄なく使える選択肢を提供し、スマホ利用を柔軟でおトクにしてまいります」とコメントしている。
- Source: mercari