最上位モデルはCore i5プロセッサー搭載
UGREENの「NAS」が日本上陸。2/4/6ベイの3機種、2月14日からGREEN FUNDINGでプロジェクト開始

フォーカルポイントは、同社が取り扱うUGREENブランドのNASとして、「UGREEN NASync」シリーズ3モデルを発表。2月14日から10時からGREEN FUNDINGにてクラウドファンディングを実施し、支援者には最大40%の割引価格で販売する。ラインナップおよび一般販売時における税込価格は以下の通り。
・6ベイ「NASync DXP6800 Pro」169,880円(クラウドファンディング限定価格:101,928円)
・4ベイ「NASync DXP4800 Plus」99,880円(クラウドファンディング限定価格:59,928円)
・2ベイ「NASync DXP2800」59,800円(クラウドファンディング限定価格:33,528円)
※いずれもHDD/SSDは別売
スマートフォン、タブレット、PCなどのデータをまとめて保存できるネットワークストレージ。米国では昨年にKickstarterでプロジェクトが実施され約667.8万ドルの支援を獲得、NAS製品としては最も資金を集めた製品だという。同社は競合他社の製品よりも優れるポイントとして、ハードウェアではCPUにこだわることで演算能力や伝送スピードの向上、またソフトウェアのUIにこだわった点をアピールしている。


6ベイモデルでは最大160TB、4ベイモデルでは最大112TB、2ベイモデルでは最大64TBのストレージに対応。いずれもHDD用のSATAドライブベイに加えて、M.2 SSDスロットを2ベイ備える。RAID機能にも対応。
CPUについてはいずれもインテル製を採用し、6ベイモデルには10コアの「Intel i5-1235U」を採用。4ベイモデルは5コアの「Intel 8505」、2ベイモデルは4コアの「Intel N100」を搭載している。

メモリにはDDR5を採用し、DDR4の2〜3倍高速だとアピール。搭載するメモリのサイズは、2ベイモデルが8GB(増設上限16GB)、4ベイおよび6ベイモデルが8GB(常設上限64GB)となる。また有線LAN端子は、2ベイモデルが2.5GbE、4ベイモデルが2.5GbEと10GbE、6ベイモデルは10GbE 2系統を備える。
全てのモデルで背面にHDMI端子を搭載し、NASに保存した映像を直接テレビで再生することが可能。6ベイモデルでは8K出力、4ベイおよび2ベイモデルでは4K60Hz出力をサポートする。USB端子も搭載するほか、6ベイと4ベイのモデルにはSDカードスロットも備える。


仮想マシンとしてWindowsやLinuxのインストールが可能。Docker、DLNA、OneDriveとの連携にも対応する。セキュリティにも配慮しており、テュフラインランドの認証も取得。プライバシー保護やプロフェッショナルレベルのデータ保護も備えるとする。
初心者でもセットアップしやすいことをアピールしており、工具不要でHDDをセット、電源とLANケーブルを接続、アカウントを登録するという3つのステップだけで使い始められるとする。筐体には耐久性のあるアルミ合金を採用。

便利機能として、日付やキーワードなどを指定することで、画像の内容を認識・検出させてアルバムを作成することが可能。共有アルバム機能により、URLを生成して外部に写真を共有することもできる。ほか、NAS内にある類似・重複した写真を表示、一覧から選んで削除できる機能も搭載する。