わずか12.7cm四方のコンパクトさ

新型Mac mini、11月8日発売。M4/M4 Pro搭載・大幅小型化・9万4800円から

Image:Apple

アップルは29日、M4および新たなM4 Proチップを搭載し、大幅に小型化されたMac miniを発表した。本日より予約受付を開始し、11月8日(金)に発売予定だ。価格は9万4800円(税込)から。

デザインの全面刷新は10年以上ぶりであり、わずか12.7cm四方のコンパクトさとなっている。気になる排熱は、空気をシステムの各階層に流し、すべての排気を底面から行うという「革新的なサーマルアーキテクチャ」により解決しているという。

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新型Mac miniはM4またはM4 Proチップを選択可能であり、後者は最大14コアCPU、20コアGPU、最大64GBのメモリを搭載でき(最低構成は12コア/16コア/16GB)、メモリ帯域幅は273GB/sだ。かたやM4チップ搭載モデルは10コアCPUと10コアGPUを搭載し、基本RAM容量は16GBとなった。

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M4モデルはM1モデル(2020年発売)と比べてCPUパフォーマンスが最大1.8倍、GPUパフォーマンスは最大2.2倍高速とのこと。最大20コアのM4 ProのGPUはM4に対して最大2倍の性能を持つという。両チップとも、大幅に強化されたNeural Engineとともに、ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングを初めて‌Mac mini‌にもたらす。

M4モデルは前面に2つのUSB-Cポート、背面に3つのThunderbolt 4ポートを搭載。そしてM4 Proモデルは背面に3つのThunderbolt 5ポートが搭載された。MacにThunderbolt 5接続が導入されたのは今回が初めてであり、Thunderbolt 4の2倍以上となる最大120Gb/sのデータ転送を実現する。

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またM4とM4 Proモデルともに、最大3台のディスプレイに出力できる。特にM4 Proモデルは、ThunderboltまたはHDMI経由で最大6K解像度、60Hzのディスプレイ3台をサポートでき、前M2 Proモデルよりも大幅に改善された。M2 Pro Mac miniも3台のディスプレイに対応していたが、最大6K解像度、60Hzが2台、最大4K解像度、60Hzが1台しか動かなかった。

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そのほか、新型Mac miniは、アップル初のカーボンニュートラルMacでもある。全体の50%以上に再生素材を使用しており、製造に使用する電力も100%再生可能電力から調達しているとのことだ。

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