価格は約6万円との噂も
Nintendo Switch後継機、「工場試作品」と称する画像が登場。本体は大型化、後方互換ありか
Share
任天堂はNintendo Switch後継機を準備中だと公言しているが、実物はまだ披露されていない。その製品名が本当に「Nintendo Switch 2」となり、現行モデルより大型化するなど漠然とした噂が流れているが、製品像は固まらないままだ。
そんななか、「工場での試作品」と称する画像が中国のウェブサイトに流出したと報じられている。
これらの画像は、NDA（秘密保持契約）下にある人物から受け取った中国のユーザーが、あるDiscordサーバー上でシェアしたものだという。それと合わせて「CADモデル」（CG画像）も公開されているが、こちらは実物写真の投稿者が「多大な費用をかけて」アクセサリーメーカーからシェルモデルを入手し、リバースエンジニアリングして作成したものだと主張されている。
画像を見るかぎり、スイッチ2（仮称）のデザインは、これまでの噂話と一致している。すなわち前機種よりも大きく、広いディスプレイを搭載し、新型Joy-Conにはマグネット式のサイドレールが備わっている。
また本体の上側と底部にはそれぞれ1つずつUSB-Cらしきポートがあり、右下には物理的なカードスロットが確認できる。これはスイッチ2には現行スイッチとの下位互換性があり、同じROMカートリッジが使えるとの噂を裏付けているのかもしれない。
そうした画像と合わせて、スイッチ2の仕様もリークされている。12GB LPDDR5X RAM（転送速度7500MT/s）や内蔵ストレージ256GBなど、過去のリークとも一致する箇所が多い。
東京ゲームショウ2024の開催が数日後に迫るなか、PS5 Proの正式発表日を的中させた人物が、「任天堂が10月上旬にスイッチ2を発表し、おそらく400ドルになる」と述べていた。単純に日本円に換算すれば約6万円(税込）となり、スイッチ有機ELモデルよりも大幅に高くなるが、PS5の値上げやPS5 Proの約12万円という発表後では、ゲーマーの目も優しくなるのかもしれない。
