Life360アプリとの連携に新対応
紛失防止タグ「Tile」に新モデル。SOS機能対応/Bluetooth接続距離も強化/着信音も大きく
Life360 Inc.と SB C&Sは、スマートトラッカー(紛失防止タグ)「tile」に、新機能を追加した新モデル「Tile(2024)」4機種を発表した。ラインナップと市場での予想実売価格は下記の通り。
- Tile Mate 税込3,980円前後 9月17日発売
- Tile Slim 税込5,180円前後 9月17日発売
- Tile Sticker 税込3,980円前後 9月17日発売
- Tile Pro 税込5,780円前後 10月上旬発売
スマートトラッカー(スマートタグ)は、鍵に取り付けたり財布に入れておくことで、それらが見つからない際に音を鳴らしたり、スマートフォンアプリから位置を探したりすることができるもの。今回のTile(2024)では、新たに「SOS機能」へ対応したほか、Bluetoothの接続距離がクラス最高レベルまで伸びた。また、より大きな着信音を設定できるようなったほか、デザインも改良している。
正方形のスタンダードモデル「Tile Mate」、財布などに入れることを想定したカード型の「Tile Slim」、リモコンなどに貼り付けて使用する最も小型な「Tile Sticker」、より大きな音と最も長いBluetooth接続距離を持つ長方形の「Tile Pro」という4種類を用意。各モデルともIP68相当の防水性能を備えている。
Bluetooth接続距離は「Tile Mate」と「Tile Slim」が約105m、「Tile Sticker」が約75m、「Tile Pro」が約150m。電池寿命は「Tile Pro」のみ約1年で、それ以外の3モデルは約3年。ただし「Tile Pro」のみ電池交換(CR2032を使用)が行える。
各モデルとも、従来のTileアプリに加え、Life360アプリとも連携。これにより、Life360アプリのSOS機能がTileから利用できるようになった。
同機能は、Tileのマルチファンクションボタンを3回押すと、指定した連絡先に通知とユーザーの位置情報を届けられるというもの。緊急時に自身の異変を家族などに知らせるといった使い方ができる。
また、Life360アプリでは家族間で共有されている「Tile」が付いたアイテムが表示され、お互いのアイテムを見つけ合うことも可能。Life360アプリ、TileアプリともiOSとAndroidの両方で無料提供されている。
なお、Tileアカウントの登録、Tileの追加については、Tileアプリのみの対応。一方、Life360アプリでは、上述のようにTileアプリでは使用できなかったSOS機能を使用できる。ただしSOS機能を利用する際には、SOS機能と、従来のスマホを鳴らす機能のどちらかのみを選択する必要がある。
従来から引き続き、他のTileユーザーの協力も得て紛失物を探す機能も装備。外出先や Bluetooth 圏外で紛失した場合、安全かつ匿名な「Tileネットワーク」の助けを借りて場所を知らせてくれるという。
同機能では、「Tileネットワーク」のメンバーが紛失した「Tile」の近くを通ると、その位置情報がクラウド上に送信され、Tileアプリに通知が届く。この機能により、海外旅行や出張先など遠方での落とし物をしてしまった場合も、世界中の Tile ユーザーやLife360ユーザー協力によって見つけることができるとアピールしている。
そのほか、EC限定のカラーバリエーションを用意。ブルー、グリーン、ピンク、ライトブルーをセットにした「Mate(2024)カラー 4個パック」を、9月17日に、トレテク!ソフトバンクセレクション、Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場のEC限定で販売する。価格は13,800円(税込)。
- Source: Tile