新たなメンズグルーミング製品も投入

フィリップス、約3年ぶりの新ブラシヘッド「ジェントルプラス」。0.1mmの極細毛が3000本以上

編集部:平山洸太

「ソニッケアー ジェントルプラスブラシヘッド」

フィリップス・ジャパンは、同社電動歯ブラシ “ソニッケアーシリーズ” のブラシヘッド「ソニッケアー ジェントルプラスブラシヘッド」を4月17日に発売する。価格はオープンだが、2本セットが税込3,850円前後、3本セットが税込5,390円前後での実売が予想される。

約3年ぶりとなる、ソニッケアーの新たなブラシヘッド。ブランド史上最も細いという、0.1mmの極細毛を3000本以上使用することで、これまで以上に優しく歯垢を除去し、敏感な歯と歯茎をケアするとしている。なお本製品は、ほぼすべての同社製本体ハンドルに装着できる(ソニッケアーキッズ、ソニッケアーeシリーズ、Philips Oneを除く)。

ブラシの毛を拡大した様子

しっかりと詰まった毛束が歯垢を落とすことで、手磨きの最大5倍の歯垢除去力で磨き上げると説明している。さらに、歯と歯茎の間をやさしくブラッシングすることで、2週間で歯茎の健康を推進するとアピールする。

他の同社製ブラシヘッドと同じくマイクロチップを内蔵しており、RFID対応のハンドルであればブラシヘッドの種類を自動的に認識。利用時間や圧力の強さをハンドルが記録することで、ブラシの交換時期をユーザーに通知する。ほか、サステナビリティへの取り組みを強化しており、ブラシの柄部分の70%はバイオ由来のプラスチックを採用する。

本日4月10日に開催された製品発表会では、メンズコスメなどを取り扱う(株)CiiKの代表で美容師でもある、宮永えいと氏がゲストとして登壇。歯茎への優しさのアピールとして、苺の表面をブラシで擦るデモンストレーションを行い、まったくダメージがないことを紹介した。なお、手動の歯ブラシで同様のデモを行ったところ、こちらは大きく苺が削れてしまった。

宮永えいと氏がデモを実施
苺をこすっても傷つかないほどの優しさをアピール

また発表会では、メンズグルーミングの新製品として、11種類のアタッチメントが用意された「オールインワントリマーキット 5000シリーズ」も合わせて披露。4月17日に発売となり、市場では税込8,800円前後での実売が予想される。

「オールインワントリマーキット 5000シリーズ」

オールインワントリマーキット 5000シリーズは、11種類のアタッチメントを付け替えることで、ボディー/ヒゲ/ヘアー/鼻・耳毛まで全身のケアに対応するモデル。同社の電動シェーバーが搭載している「ヒゲ密度感知システム」をグルーミング製品として初採用しており、毛の密度を毎秒125回感知して自動でパワーを調整する。

刃の素材にはステンレスを採用し、切れ味を保つ自動研磨システムを搭載。刃先は丸みをおびた形状となっている上、スキンプロテクターも付属しており、肌への負担の軽減に配慮している。IPX7等級の防水性を備え、また自立スタンドタイプのデザインを採用することで、洗面所などへの置きやすさも追求した。

このほか、すでに発売中のIPL光美容器「ルメア 光美容器 8000」においては、ジェンダーレスに受け入れやすいニュートラルなカラーとして“シルバー” のモデルを追加。こちらも4月17日に発売となり、市場では税込82,800円前後での実売が予想される。

「ルメア 光美容器 8000」にシルバー色が追加

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