な、何を言っているのかわからないと思うが……

ロボット芝刈り機に『Doom』が“メーカー公式”で搭載へ

Image:Husqvarna

造園機器メーカーのハスクバーナが、同社のロボット芝刈機「Automower NERA」の次回のファームウェアアップデートで『Doom』をプレイ可能にすると発表した。

ハスクバーナが「one hell of an update」と呼ぶ今回のアップデートへのDoomの提供は、2か月前に行われたイベントDreamHack Winter 2023で行われた、NERA上で動くDoomによるトーナメント大会の反響が大きかったことを受けてのことだ。

もし自宅にNERAがあり、自分もDoomをプレイしたいと思うユーザーは、事前に特設サイトからサインアップしておけば、4月9日にリリースされるアップデートで芝刈り機にDoomを導入できる。

アップデートのインストールは「Husqvarna Automower Connect」アプリを使用して行う。ただしDoomがプレイ可能になるまでは、アップデート適用後最大1週間ほどかかるとハスクバーナは説明している。とにかく早くロボット芝刈機でDoomをプレイしたい人は、充電ステーションがある場所に良好なWi-Fi環境を用意して、NERAのWi-Fi機能を有効化すると良いだろう。

なお、NERAでDoomをプレイするのは少し難しい。なぜならこのロボット掃除機にはダイヤル式のスイッチがひとつしかないからだ。プレイヤーはダイヤルを左右に回すことで視点を左右に動かし、押せば射撃ができる。そしてダイヤル長押しで前進する。プレイヤーができる操作は以上だ。

NERA上で動作するDoomは、期間限定の搭載となる。サインアップは8月26日に終了、Doomそのものも9月9日に提供されるアップデートの適用にともない削除される予定としている。

ただし残念ながら、Automower NERAシリーズは日本国内では取り扱いがなく、アップデートも日本向けは提供されない。日本のコアなDoomファンは、諦めて他の対応ハードを探すほかなさそうだ。

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