120Hzまでサポート

XREAL、ARグラスを使いながら端末を充電できるアダプター「XREAL Hub」

編集部:平山洸太

「XREAL Hub」

XREALは、同社ARグラス「XREAL Airシリーズ」のアクセサリーとして、「XREAL Hub」を4月10日以降に発売する。価格は5,980円(税込)。

XREAL Airシリーズをゲーム機などのデバイスに接続しながら、デバイスへの給電を行えるようになるアクセサリー。給電はUSB PD(USB Power Delivery)をサポートする。

「XREAL Hub」

リフレッシュレートは最大120Hzまで。Nebulaアプリを用いたAR空間でも72Hzと90Hzの高いリフレッシュレートに対応するとしている。なお、モバイルバッテリーを接続して給電を行うことも可能だが、5〜15Vの出力が必要とのこと。対応ワット数については非公表としている。

PD急速充電と120Hzのリフレッシュレートをサポート

対応のホストデバイスは、iPhone 15シリーズやGalaxy S22/S23などDP対応のスマートフォン、およびNintendo Switch、Steam Deck、ROG Allyなどのゲームデバイスとなる。

対応デバイス一覧

また同社のARグラスでは、XREAL Air、XREAL Air 2、XREAL Air 2 Pro、XREAL Air 2 Ultraをサポート。一方、XREAL Light(旧モデル名:NrealLight)は対応しないそうだ。

XREAL Airシリーズとの接続用ポート、給電用のポートがそれぞれ設けられている

発表会では本製品の投入の理由について、ユーザーからの声が多くあったと説明。現在、XREALのユーザーは35万人以上いるが、そのうち30%に充電しながら使用したいというニーズがあったという。

また、日本ではXREAL Airシリーズと接続する機器のうち、33%がNintendo Switch、11%がUMPC、その他がスマートフォンになると説明。Nintendo SwitchなどはUSB-C端子が1つしかなく、XREAL Airシリーズを接続すると数時間しかバッテリーが持たないことから、長時間の使用にはXREAL Hubが役に立つとした。

日本における接続デバイスの利用状況

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