知らない間にFacebookで晒されるのを防止

Threads、InstagramとFacebookに投稿を共有しない設定を追加

Image:Adryan Samuel Hutagalung/Shutterstock.com

InstagramのTwitter風SNS「Threads」の設定項目に、投稿をInstagramとFacebookに共有しないよう選択する項目が追加されている。全ユーザーにこの設定項目が現れているわけではないようだが、数日のうちに順次展開されるはずだ。

投稿を他のサービスに表示されないようにするには、まずThreadsアプリのプロフィールページを開き、設定項目を示す右上の2本線をタップする。そして、表示されたプライバシー設定の画面のなかにある項目から「他のアプリで投稿をおすすめする」を選択し、投稿のおすすめの画面でInstagramとFacebookの許可設定を変更できる。

Image:Jorge Caballero/Threads

Threadsは、7月にサービスを開始した直後こそ爆発的にユーザーを獲得したものの、ほどなくしてユーザー数の伸びは停滞し始めた。The VergeによればMetaは8月、InstagramやFacebookユーザーに対し、関連あるユーザーによるThreadsへの投稿をカルーセル表示し始めたという。これは、友だちがThreadsに投稿しているの見た両サービスのユーザーが、自らもThreadsを使い始めるかもしれないという発想に基づく措置だった。

しかしThreadsユーザーのなかには、InstagramやFacebookで、他のだれかのおすすめやその他の場所に自分のThreads投稿が表示されることを望まない人もいた。

その後Meta(Threads)は、InstagramやFacebookに投稿をシェアしたくないというユーザーの声に「耳を傾けている」と述べていた。

Image:Threads

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