他車にはねられた人の上に乗り上げ

サンフランシスコで解禁されたロボタクシー、今度はひき逃げされた人をさらに轢く事故が発生

Image:Tada Images/Shutterstock.com

サンフランシスコ市を走るCruiseのロボタクシーは、たびたび路上に集結しては渋滞を引きおこす問題が報告されていたが、今週月曜日には、ひき逃げされた歩行者が倒れ込んだところに通りかかり、そのまま歩行者を巻き込んで停止したと報じられている。

被害者の女性は、サンフランシスコのマーケットストリートと5番通りの交差点にある横断歩道を渡っていたとき、緑色の自動車にはねられたという。目撃者によると加害車両はそのまま逃走した。一方、女性のほうは跳ねられて倒れ込んだところに、Cruiseのロボタクシーが青信号で進行してきたため、そのまま女性を車体の下に巻き込む格好になり、急停止したとのこと。女性は重体とのこと。

地元紙Sanfransisco Chronicleによると、Cruseに轢かれた直後の女性は苦痛を訴えていたもののCruiseは無人で動かすことができず、たまたま自転車で通りかかった配達員が女性に「救急車を呼んだから大丈夫だ」と声をかけていたとのこと。そして、到着した救急隊員が油圧救助器具を用いてCruiseの下から女性を救出、サンフランシスコ総合病院へ搬送した。

救急隊員は、Cruiseの車両は障害物(この場合は人間)を感知した後、停止してハザードライトを点灯するようにプログラムされているようだと地元紙に述べた。Cruiseは現場に留まったのは「警察の要請に応じて」のことであり負傷した女性の無事を祈るとともに、事故の「責任を持つべき(逃走車両の)ドライバーの特定に協力している」とした。

サンフランシスコでは今年、当局がCruiseとWaymoのロボタクシーに24時間の営業運行を許可し、街中を走行するロボタクシーの台数が増加している。ただし、上に述べたように渋滞を引きおこすなどのトラブルも増加したことから、カリフォルニア州の車両管理局(DMV)は8月、ロボタクシーが絡む事故の調査のため、路上に出るロボタクシーの数を半分に減らすよう両社に要請している。

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