睡眠測定は“いびき”に新対応

ASUS、測定性能を高めたヘルストラッカー「VivoWatch5」。体表面温度にも対応

編集部:平山洸太

Image:ASUS

ASUS JAPANは、ウェアラブルヘルストラッカー「ASUS VivoWatch5」を8月18日に発売する。価格はオープンだが、税込40,320円前後の実売が予想される。

リアルタイムで健康状態、睡眠の質、運動データをモニターできるウェアラブル端末。2つのPPGセンサーと電極を備えており、新たに赤外線センサーによる体表面温度の測定にも対応。これにより、ストレスや睡眠のトラッキング機能が向上したとしている。また、血中酸素濃度(SpO2)の計測も可能。

睡眠測定では、体表面温度、心拍数、Sp02の測定値全てを使用することで、睡眠の質を分析。新たにいびきの追跡にも対応し、モーションセンサーでいびきを検知することで、呼吸間の時間の長さを検知できる。同じく各種センサーの活用により、0から100までの段階でストレス解消レベルを示すことが可能。その人がストレスにどの程度対応しているか判断できるという、ボディーハーモニー指数の表示も行える。

Image:ASUS

アクティビティとフィットネスについては、ジャイロスコープと高度計を内蔵することで、前モデル「VivoWatch SP」から改良されたとアピール。カロリー、距離、標高のトラッキングをこれまで以上に向上させたという。またフィットネスモードについては、ジョギング、ルームランナー、水泳、ウォーキング、サイクリングなど、アルゴリズム強化でより正確なカロリーと距離が読み取れるようになったとのこと。GPSを搭載するため、移動したルートのマップ表示も可能。

専用アプリ「ASUS HealthConnect」では、家族や友人に健康データを共有できる機能も搭載。なお、HIPAAに準拠したシステムのため、安心して共有できるとのこと。アプリではそのほか、習慣と健康追跡指標に基づいてパーソナライズするASUS HealthAI、カレンダーで月経周期全体を追跡できる機能などが利用できる。

ディスプレイには反射型カラーLCDを採用し、バッテリー動作時間は約10日感(通常使用時)。ベゼルにはステンレススチールを採用しているほか、付属のバンドは黒をベースに、ステッチの色がオレンジとホワイトの2パターンを用意する。バンド幅は22mmで、交換をすることも可能。NFCや5ATMの防水を備える。外形寸法は53.5×47×13.5mm、質量は74g。

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