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Spotify、デスクトップアプリのUI刷新。レイアウトや外観の再編で使いやすく
Spotifyは、デスクトップ版アプリのデザインを一新し、3ペイン構成の左側にユーザーのライブラリー情報、右側に再生中の楽曲のアートワークやアーティスト情報を表示する配置に変更となった。中央のメインコンテンツエリアは、ほぼこれまでどおりだが、全体的に最近再びトレンドになりつつある角丸デザインを採用している。
同社は火曜日のブログ投稿で「これまでで最大級のリヴァンプ(改良)が加えられる」と述べ、「これらの新しいビューの、カスタマイズ可能なデザインはより豊かなエクスペリエンスや多くのコンテキスト、ユーザー個人のお気に入りコンテンツへのスムーズなアクセスを提供する」としている。なお、これまで、(表示させる設定の場合は)右ペインにあったフレンドアクティビティの様子は、メインエリアの右上に表示されるユーザーアイコン左隣の「フレンド」アイコンをクリックすれば表示される。
右ペインに表示されるようになったアルバムアートワークは、これまでの左下表示よりは大きく示されるようになっているため、アートワークに凝るアーティストの作品も、これまでよりは楽しめるようになった(全画面表示なども追加して欲しいところだが)。
左ペインに表示されるライブラリー表示は、「マイライブラリ」タブの右側に表示される右向きの矢印をクリックすることで伸長表示でき、ライブラリー内の表示をフィルターする「プレイリスト」「アルバム」「アーティスト」などを選択できる。またライブラリー内のプレイリストなどはドラッグ&ドロップまたは右クリックで表示されるメニューを使ってピン留めしたり、移動したりすることもできる。
Spotifyは、以前はSpotify HiFiと紹介されていた、新たなロスレス音質の新しい料金プラン「Supremium(仮)」を年内にも提供すると報じられたばかりだ。今回のアプリのデザイン一新は、Supremiumプランとはあまり関係なさそうだが、少なくとも以前よりは扱いやすくなったように思える。今後も地道に改良が加えられることに期待したい。