「Windows Copilot」など新AIサービスへ移行

Windowsの音声アシスタント「Cortana」終了へ

編集部:平山洸太

Image:ymgerman/Shutterstock.com

マイクロソフトは、音声アシスタント機能「Cortana」について、Windowsにおけるスタンドアロンアプリとしてのサポートを終了すると発表した。

これによりWindowsでは2023年後半以降、Cortanaアプリはサポートされなくなる。ただし終了は「WindowsのCortanaにのみ影響」と同社は説明しており、Outlook モバイル、Teams モバイル、Microsoft Teams ディスプレイ、Microsoft Teamsの会議室では引き続き利用できるという。

Cortanaはアシスタントツールとして、カレンダーの管理、Microsoft Teamsの会議参加、リストの作成・管理、リマインダーやアラームの設定などのサービスが利用できる。Windows 10のタスクバーからアイコンを押すことで利用でき、またウェイクワードからもアクセス可能だ。なお、Windows 11ではシステムに組み込まれなくなったものの、アプリとして引き続き使えるようになっている。

マイクロソフトはWindowsにおけるCortanaの終了にあたり、代替となる機能やサービスについても紹介。音声操作できるWindows 11の新機能「音声アクセス」をはじめ、「新しいBing」や「Microsoft 365 Copilot」、「Windows Copilot」といった、AIを活用した新サービスが案内されている。

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