アマゾンには『トゥームレイダー』関連作品の予定も

『ロード・オブ・ザ・リング』のMMOゲーム、Amazonが完全新作で開発中

Image:Amazon

米アマゾンのゲーム開発部門Amazon Gamesが、『ロード・オブ・ザ・リング』を題材とするMMORPGの開発を始めている。開発チームは、難産だったものの一定の評価を得たMMORPG『New World』を手がけたAmazon Games Orange Countyが担当している。

Amazon Gamesは以前にも『ロード・オブ・ザ・リング』の名を冠したゲームを開発していたが、2021年にその開発を中止していた。今回明らかになった作品は、『ロード・オブ・ザ・リング』と名付けられてこそいるものの、全くの新作となり、ストーリーも『ホビットの冒険』と『指輪物語』がベースになるとのことだ。

リリース文によれば、このゲームは指輪物語の世界 “中つ国” を舞台とするオープンワールドMMORPGで、原作の内容に沿ったストーリーが登場するという。まだまだ開発の初期段階なので、リリースは数年先になりそうだが、PCだけでなくゲーム専用機にも対応する予定だ。

なお、このゲームはスウェーデンのコングロマリットEmbracer Groupに買収された『ロード・オブ・ザ・リング』の権利者Middle-earth Enterprisesとのライセンス契約に基づいて開発されるとのこと。

Embracerはアマゾンのほかにも、EAによるモバイルゲーム『LotR:中つ国のヒーローたち』や、ゴラムを主人公に「いとしいしと」を取り戻すアクションアドベンチャーゲーム『The Lord of the Rings: Gollum』にライセンスしている。アマゾンは、プライム・ビデオでJ.R.R.トールキン作品に関するTV映像化の権利も得ているが、これは原作テキスト内容の使用をカバーしていないため、それよりもかなり前の時代を舞台としている。

Amazon Gamesの『ロード・オブ・ザ・リング』MMOは、企画としては目新しいものではない。前述の中止になった作品以外にも、2007年にはStanding Stone Gamesが『The Lord of the Rings Online』をリリースしており、現在も運営が続けられている。

Amazon Gamesは、一時は開発プロジェクトをリリース前に次々と閉鎖するなどしていたが『New World』と『Lost Ark』のようなMMORPGではそこそこの成功を収めており、やはりMMORPGとなる新作『ロード・オブ・ザ・リング』を成功させるための、十分な経験がすでにあると考えて良さそうだ。

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