Google I/Oで詳細発表の見込み

「Android 14」一般向けベータ提供開始。Pixel 4a (5G)以降にインストール可能

Googleは4月12日(現地時間)、Androidの次期バージョンとなるAndroid 14の最初のベータ版、「Android 14 Beta 1」をリリースした。Android 14は2月と3月に開発者プレビューが公開されていたが、アーリーアダプター向けとはいえ、一般ユーザーが利用できるベータ版はこれが初となる。

ベータプログラムに登録すれば、Pixel 4a (5G)、Pixel 5、Pixel 5a、Pixel 6、Pixel 6 Pro、Pixel 6a、Pixel 7、Pixel 7 ProにOTAでアップデートが行える。

なお、アップデートはユーザーデータを残したまま行えるが、ペータプログラムを解除し、一般公開されているAndroidバージョンに戻すには端末の初期化が必要だ。Android 14リリース後も、Quarterly Platform Releases(QPRs)を含むベータ版が継続的に配信される。

肝心のBeta 1の内容だが、公式ブログの発表を見る限り、引き続き開発者向けの内容がメインとなっている。ただ中にはユーザーの操作体験に関わるものもあり、その1つがジェスチャーナビゲーションでの戻る操作(画面左から右にスワイプ)時に表示される矢印の変更だ。これまで、あまり目立たない矢印が表示されるだけだったが、Android 14 Beta 1ではこの矢印がより目立つようになっている。壁紙やデバイスのテーマとも連動するようだ。

Image:Google

Android 14は、5月にBeta 2がリリースされ、その後プラットフォーム安定性に到達。7月にBeta 4~5がリリースされ8月以降に正式リリースとなる予定だ。なお、Android 13は8月15日に正式リリースされていた。

Image:Google

Googleは5月に年次開発者会議Google I/Oを開催する予定であり、その場でAndroid 14のより詳細な内容が説明されるはずだ。

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