3月のアップデートパッチにて

Google、時間にルーズなPixel Watchのアラーム機能を修正

Image:Google

GoogleはスマートウォッチPixel Watchで問題になっていた、アラームが指定時刻から数分間ずれるバグの修正を含む、2023年3月のアップデートパッチを配布している。

このアラームの問題は、Pixel Watchの時計アプリが、設定したアラームの時刻から数分間早く、または遅く鳴るというユーザーからの苦情によって発覚。酷いケースでは約10分も時間がずれた例が報告されているという。

1~2分ならまだしも、10分も時間がずれてしまったらどうなるだろう。目覚ましとして使用している場合なら、たとえば10分早く鳴ったら、もう少しだけと思ってうっかり二度寝してしまうかもしれないし、遅かったとしたら、バスや電車に乗り遅れたり、重要な会議、学生なら試験に遅れてしまうかもしれない。

9to5Googleなどは、このバグはPixel Watchの「おやすみ時間モード」が関連しているのではとの推測を示していたが、はっきりとしたことはわかっていなかった。今回Googleがパッチに添付した修正内容にも、根本的な原因には言及されていない。

ともあれ、もしPixel Watchを使用していて、アラームの時刻ズレに遭遇したことがある人は、すみやかにパッチを当てておくのが良さそうだ。なお、Playストアメニューからの設定で、自動更新アプリを有効にしておけば、充電器とWi-Fiに接続した状態になったときに修正がリリースされていればそれを自動的にダウンロードするとのことだ。

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