ハードのペースダウンは任天堂の想定通り

Switch 2販売台数が累計2635万台到達。しかし販売は前年同期比37.4%減。ソフトは好調

多根清史

Image:Matthieu Tuffet/Shutterstock.com

任天堂は2026年11月5日に発表した2027年3月期第2四半期決算説明資料で、Nintendo Switch 2の累計販売台数が2026年9月末時点で2635万台に達したことを明らかにした。

2026年4~9月のSwitch 2販売台数は649万台で、前年同期の1036万台から37.4%減少した。7~9月の第2四半期単独では267万台となっている。

もっとも、任天堂は今年5月の時点で、Switch 2の発売2年目にはハードウェア販売台数が減少するとの見通しを示していた。決算説明資料でも「初年度の高い販売水準や一部商品の価格変更を踏まえて、2027年3月期は前期比で減少を見込むが、発売2年目として順調な普及水準を見込む」としている。

ハードウェア販売が減少する一方、4~9月のSwitch 2向けソフト販売本数は前年同期比18.8%増の2449万本となった。初代Switch向けソフトも同6.8%増の6573万本を記録し、Switch 2向けソフトの約2.7倍に達している。

なかでも『トモダチコレクション わくわく生活』と『リズム天国 ミラクルスターズ』は、それぞれ881万本と289万本を販売した。

発売から9年以上が経過し、後継機も登場しているなかで、初代Switch向けソフトの需要が依然として底堅いことを示す結果だ。ただし、これらのタイトルはSwitch 2でもプレイ可能なため、販売本数が初代Switchユーザーだけによって支えられているわけではない。

また、初代Switchの累計販売台数は1億5720万台に達した。すでにニンテンドーDSの1億5402万台を上回り、任天堂史上最も売れたゲーム機となっている。一方、ゲーム機史上最多の販売台数を誇るPS2の「1億6000万台以上」には、なお少なくとも280万台の差がある。

ちなみに、任天堂の決算資料は、ハード・ソフトともに基本的にセルイン(任天堂グループから卸売業者や小売店への販売実績)の集計データを採用している。

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