意図しないタスクバーの移動が起こりやすいため
Windows 11のタスクバー、なぜドラッグで動かせない? マイクロソフト幹部が設計思想を説明

マイクロソフトは2026年9月のWindows 11アップデートで、タスクバーのカスタマイズ機能を追加した。
これは一部ユーザーから復活が望まれていた機能だが、アップデート後も配置場所を選択できるようになった一方、マウスでドラッグして位置を変更することはできない。「Windows 10でできていたこと」が、最新OSでも完全には復活していない格好だ。
マイクロソフトのデザイン担当副社長ディエゴ・バカ氏はXで、この仕様について、機能の欠落ではなく「意図的な設計上の決定」だと説明している。
バカ氏はWindows Centralが「Windows 11でタスクバーをドラッグで移動するには依然としてサードパーティ製ソフトが必要だ」とXに投稿だ。これに対し、バカ氏は「こういう見出しは不必要にネガティブに感じる」として、この設計の背景にあるマイクロソフトの意図を述べている。
バカ氏によると、マイクロソフトが行った調査では、タスクバーをドラッグして位置を変更すると、意図しない移動を引き起こす可能性があることが分かったという。それがWindows 10で「タスクバーを固定する」機能が存在した理由の一つだとしている。これがWindows 10に「タスクバーを固定する」機能が用意されていた理由の一つでもある。また、ユーザーがタスクバーの位置を変更する頻度は、それほど高くないことも判明したとしている。
Windows 10では、タスクバーを移動するには、右クリックして「タスクバーを固定する」のチェックを外し、タスクバーを希望する位置までドラッグするだけでよかった。一方、Windows 11ではタスクバーを右クリックして「タスクバーの設定」を開き、設定画面から配置場所を選択する必要がある。
Windows Centralは、Windows 10ほど直感的な操作ではなくなったものの、意図しない移動を防げるという点では妥当な変更だとの見解を示している。また、Windows 11で特定の機能が利用できない理由について、マイクロソフトが以前よりオープンに説明するようになったことも評価している。
Windows責任者パヴァン・ダヴルリ氏は2026年3月、Windowsの品質改善に向けた取り組みを表明していた。
- Source: Diego Baca(X)
- via: Windows Central
