米国では12月まで割引価格
Googleが共同開発の「XREAL AURA」米国で発売。日本は11月2日受付開始

GoogleとXREALは2026年10月28日(日本時間29日)、Android XRを搭載した有線接続型XRグラス「XREAL AURA」の注文受付を米国などで開始した。日本では11月2日から一般向けの注文受付を開始する。国内価格は22万9800円からで、年内の出荷を予定している。
XREAL AURAは、Google、XREAL、クアルコムが共同開発したXRグラス。透過型レンズを通して現実の風景を直接見ながら、視界内にアプリや映像などのデジタルコンテンツを重ねて表示できる。
クアルコムのチップセット「Snapdragon Reality Elite」を搭載し、グラス本体の重量は95g未満と、通常のメガネをやや厚くしたような外観に収めた。XREAL AURAの特徴は、メガネ部分と演算処理を担う「コンピュートパック」部分を分離したセパレート型になっているところだ。
ディスプレイには光学シースルー方式を採用。解像度1920×1200px、リフレッシュレートは120Hz、視野角は70度で、現実の風景を直接見ながら、複数のアプリや仮想ディスプレイを視界内に配置できる。レンズには電子調光機能も備え、映像視聴時には周囲の視界を暗くし、人が視界に入ると透明な状態に戻す仕組みを採用している。さらにオープンイヤー型スピーカーはBoseがチューニングしている。

クアルコムのプロセッサーを内蔵するコンピュートパックにはトラックパッド機能を搭載しているほか、Bluetooth接続のキーボードやマウスも使用可能となっている。
OSにはGoogleの「Android XR」を採用し、AIアシスタント「Gemini」と連携することで、仕事や映像視聴、ゲームなど幅広い用途に対応する。XR向けに開発された150以上のアプリだけでなく、通常のGoogle Playアプリも利用可能だ。
Googleの公式ブログによると、米国、カナダ、韓国では10月28日から注文受付が始まっている。日本では11月2日に一般向けの注文受付を開始する予定だ。
米国での価格は、発売前に発表されていた1279ドルから引き下げられ、2026年末までの注文については1099ドルからとなる。今回の価格改定に伴い、先行予約者への返金も案内されている。
一方、日本国内では12GBメモリーと256GBストレージを搭載するモデルが22万9800円、16GBメモリーと512GBストレージを搭載するモデルが26万9800円と10月上旬にアナウンスされている。日本では、現時点では米国で発表されたような特別価格の案内はない。
ちなみに、XR向けゲームには、パズルゲーム『Cubism』やテーブルトップゲーム『Fallout: Factions』のバーチャル版などが登場する。また、GameSirはXREALと協力してAURA専用ゲームパッドを開発した。同コントローラーにはGemini専用キーが搭載されており、プレイ中でもGoogleのチャットボットを即座に呼び出せる。
