アップルも出荷台数を減らしているが、下げ幅が比較的小さく
世界PC出荷が前年比21%減。それでもアップルはシェア拡大、MacBook Neoが下支え

世界のPC出荷台数が減少するなか、アップルも出荷台数は11%減少したものの、MacBook Neoの販売がシェアの上昇に貢献する下支えになったと報じた。
9to5Macは、米調査会社Counterpoint Research最新レポート(現在は非表示になっている)を参照し、PC市場全体が大きく落ち込むなか、アップルはMacBook Neoの投入によって出荷台数の減少を抑え、市場シェアは前年の8.7%から9.8%へ上昇したと報告されている。
このレポートによると、2026年第3四半期の世界PC出荷台数は前年同期比21%減の5700万台に急落した。メーカー別では、レノボが前年同期比23%減ながら1500万台を出荷し、市場シェア26.3%で首位を維持した。
HPは市場シェア18.1%で2位となったものの、出荷台数は31%減少した。続いてDellがシェア13.3%(出荷台数25%減)、アップルがシェア9.8%(同11%減)となり、ASUSがシェア9.2%(同7%減)でトップ5に入った。なお、その他のメーカーのシェアは合計23.3%で、出荷台数は前年同期比16%減少している。
Counterpointは、同四半期のアップルの業績について「MacBook Neoが出荷台数の減少を和らげた」と述べ、市場全体の減少率を下回る11%減にとどまったと評価している。
さらに同社のシニアアナリスト、ミンスー・カン氏は、メモリをはじめとする部品コストの高騰によるPC価格の値上がりが、消費者のPC買い替えを先送りさせ、市場全体の需要低迷を招いたと分析している。
報告書に掲載された価格動向グラフによると、2026年第3四半期には8GB DDR4 RAMモジュールの契約価格が前四半期比24%上昇し、1TB NVMe DRAM-less cSSDの価格も29%上昇した。
今後について、同グラフではRAM価格が第4四半期にさらに13%、2027年第1四半期には15%上昇すると予測されている。一方、SSD価格は第4四半期に11%上昇した後、2027年第1四半期には前期比横ばいとなる見通しだ。SSD価格は上昇が一服する見通しだが、これだけでPC市場の回復を意味するわけではない。
- Source: Counterpoint Research
- via: 9to5Mac
