XboxのAAAタイトルにつき初日提供を辞める可能性もあり?

Xbox Game Pass、「定額コミコミ」から「ア・ラ・カルト」へ? 欲しい機能を選んで遊ぶ新構想のうわさ

多根清史

Image:Miguel Lagoa/Shutterstock.com

マイクロソフトは2026年4月、ゲーム定額サービス「Xbox Game Pass」の料金を引き下げる一方、今後発売される『Call of Duty』シリーズの新作について、発売初日からの提供を取りやめた。それに続き、同社がさらに大規模な刷新を検討していると米Fortuneが報じている。

同社の戦略に詳しい関係者によると、Xbox部門のアシャ・シャルマCEOは、Game Passを現在の「定額コミコミ遊び放題」方式から、家庭用ゲーム機専用作品・クラウドゲーミング対応作品・オンラインマルチプレイ対応作品といった、ユーザーがプレイしたいゲームをメニューから選ぶ言わば「ア・ラ・カルト」方式へと転換したいと考えているという。料金体系は、選ぶ機能に応じて段階的に設定される見通しだ。

このアプローチには、利用頻度の低い機能を全員に一律提供する方式を見直す狙いがある。その一方で、特定の機能を頻繁に利用するユーザーには追加料金を課すことで、コストを抑えつつ加入者増を図るものとみられる。米Kotakuは、マイクロソフトが現在Xbox Insider向けにテスト中の広告付きクラウドストリーミングとも方向性が一致すると指摘している。同テストでは、ユーザーが所有する対象Xboxゲームをクラウド経由で無料プレイできる。

一方でFortuneは、Game PassがXboxのAAAタイトルを発売初日から提供してきた結果、初動の重要な販売期間においてゲーム単体の売上を圧迫したと指摘している。このことからKotakuは、『Call of Duty』以外のXboxのファーストパーティタイトル(マイクロソフト傘下のスタジオが開発するゲーム)も、将来的に「リリース初日プレイ」特典としての提供はなくなると推測している。

実際、同社はGame Pass会員向けに対象作品の「プレミアム アップグレード」を有料で提供する形で、追加料金によって早期アクセスなどの特典を提供する動きも見られる。これは、正式発売日よりも数日早くプレイできたり、追加特典を入手できたりする仕組みである。

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