独自メモリーエンジンで過去の蓄積を横断検索
時計のバンドに装着できるAIレコーダー「Memoket Gem」

Memoket(メモケット)は、AIボイスレコーダー「Memoket Gem」を発売した。価格は31,980円(税込)。
質量約11gのAIボイスレコーダーで、スマートウォッチと併用(専用バンドに固定)できることが大きな特徴。アクセリーにより、リストバンド、ペンダント、クリップといった固定方法にも対応する。カラーは、Midnight Gray、Moon Silverの2色。


同社は2025年12月に創業し、製品は2026年6月から先行販売を開始。会議室での打ち合わせだけでなく、カフェでの雑談、インタビュー、移動中の会話などに利用できるとする。
対応する言語は153種類となる。文字起こしにはプランの加入が必要で、文字起こし時間の上限は、スタータープラン(無料)が月300分まで、Proプラン(月額3,000円)が1,500分まで、Unlimitedプラン(月額5,000円)が無制限となっている。

録音の開始/停止は、側面のボタンをワンプッシュするのみ。録音中はランプが点灯し、録音中であることがわかるようになっている。集音範囲は5mで、20時間の連続録音が可能。内蔵のストレージには300時間分の記録が行える。

独自開発のメモリーエンジン「KITE(カイト)」もアピールポイントで、1度の会話を文字にして要約するだけでなく、数日・数週間・数か月に渡る会話を横断して処理できる。これにより、複数の採用候補者の面接を記録し、比較表を作ることも可能とのこと。

カレンダー、ワークスペース、AIエージェント、AIワークフローといった、各種外部ツールとの連携に対応する。また、セキュリティにも注力し、GDPRに準拠したプライバシー保護に加えて、SOC 2 Type IIの監査も進めている。
今後は、大学や企業との連携、家電量販店への展開、法人導入を強化していく。また、今後10年間にわたって「デバイスや使う場所が変わっても、必要な記憶を取り出し、AIが活用できる基盤を作っていく」とのこと。現在はパーソナルな文脈を対象に製品開発しているが、3〜5年後にはAI会議スピーカーやAI会議カメラによるチームの文脈、5〜10年後にはAIファミリーカレンダーやAIサーモスタットによる家族の文脈もまとめていきたいとした。

