日本でもPS5 Proは軒並み品切れ中

整備済みPS5 Proが新品より55%高い異例の価格に。米GameStopが約22万円に値上げ

多根清史

Image:jhxfilm/Shutterstock.com

米ゲーム小売大手のGameStopは10月6日(現地時間)、整備済みPS5 Proの価格を800ドルから1399.99ドル(約22万円)へと引き上げた。現行の新品のMSRP(希望小売価格)899.99ドルより55%も高く、PS5 Pro発売当初の699.99ドルと比べれば2倍を上回る。

GameStopで働くRedditユーザーは、従業員向けのメモをリーク。そこには、中古本体を新品より高く設定しているのは意図的であると記されている。r/GameStopサブレディットのモデレーターも投稿が本物であることを確認し、投稿者について適切な身元確認を行ったと述べている。

実際、リークされた価格は現在GameStopのウェブサイトにも掲載されており、少なくとも値上げが事実であることは確認できる。一方、新品は899.99ドルのままだが、注文できない状態となっている。

新品のPS5 Proは、米国では2025年8月に749.99ドルへ値上げされ、今年4月2日にはさらに899.99ドルへ改定された。それでも品薄が続き、GameStopやTargetといった小売チェーンのほか、ソニー公式ストアでも在庫切れとなっている。Best Buyでは1474ドルと「高需要商品」としてプレミアム価格が設定されており、それでも入荷後すぐに完売を繰り返しているようだ。

日本でも状況は似ている。ビックカメラやヨドバシカメラといった大手通販では、MSRPの13万7980円(税込)に据え置かれているものの、「在庫なし」となっている。国内向けソニー公式ストアでは9月28日からPS5 Proの購入申し込み受付を開始しているが、PS5またはPS4のゲームプレイ時間が「合計60時間以上」であることなど、購入資格に制限が設けられている。

こうしたPS5 Proの争奪戦には、今年11月に控える超人気ゲーム『GTA VI』の発売も拍車をかけている可能性があると、Tom’s Hardwareは指摘している。

同作を開発するRockstar Northの開発責任者ロブ・ネルソン氏は8月末、現在のコンソール版ビルド(PS5など)は30fpsで動作しており、将来的に60fpsオプションを用意するかどうかについては「技術チームと相談する必要があり、現時点では確約できない」と述べていた。

つまり、上位モデルのPS5 Proを購入しても、少なくとも発売時点ではfps向上の恩恵にあずかれない可能性が高い。それでも『GTA VI』を可能な限り最高の環境でプレイするためなら、ゲーマーは高額を支払うこともいとわないのだろうと、Tom’s Hardwareは推測している。

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