推し活にも

iFaceから半固体モバイルバッテリー「SafePaq」。“その人らしい”16色、カラビナ採用

編集部:平山洸太

フォトセッションの様子。iLIFEのメンバーと、Hamee 執行役員 兼 モバイルライフ事業部 事業部長 諸星直紀氏

Hameeは、iFaceブランドから誕生したモバイルバッテリー「iFace SafePaq」を10月14日に発売する。価格は、5,000mAhモデルが6,380円、10,000mAhモデルが8,580円(どちらも税込)。iFace原宿店では10月10日から先行販売を行う。

「持ち歩かれることまで、安全設計に含める」をコンセプトに、安全性、持ち歩き、自分らしさにこだわって開発したモバイルバッテリー。見せて持ち歩けるカラビナと、全16色のカラーを取り揃えている。

「iFace SafePaq」

iFaceは今年で15周年を迎え、スマートフォンケースを中心に展開してきた。iPhone用ケースのイメージが強いブランドだが、初めての製品は2011年10月に投入したGalaxy用ケースだったという。現在、世界累計4,000万個のケースを売り上げ、全国4,000店舗で販売している。

半固体リチウムイオン電池を採用することで、燃えにくいバッテリーを目指している。電池には釘刺し試験もクリアした安全性の高いものを使用し、発火、液漏れ、膨張のリスクを抑制した。また、落下時に衝撃を緩和するTPUバンパーが付属する。

10,000mAh(左)と5,000mAh(右)の容量を用意

NTC温度監視システム(充電:5〜45度、放電:-10〜55度)や、保護回路(過電流、短絡、過充電、過放電を自動検知)を備えている。内部のチップ温度が一定温度に到達すると、入出力を自動で落として過熱を防止する機能も搭載する。

また製造時にも安全性を追求するため、MESシステムにより製造から出荷までの履歴を一元管理する。重要部品は個体ごとに識別番号を付与。全数検査だけでなくAIによるデータ分析も行い、個体ごとのばらつきや傾向を分析する管理体制を構築したそうだ。

製造時における安全性を追求

見せて持ち歩くため、専用のカラビナ(Signature Carabiner)を採用。カバンの外側にも引っかけて利用でき、バッグの中での紛失も防止する。なお、本体は防水仕様ではないため、雨天時や水辺、湿気の多い場所では必ずバッグの中に収納するように案内されている。

カラビナを搭載

デザインとカラーも追求し、カラーは前述の通り16色をラインナップ。その人らしい選び方を応援する16色だとしており、iFaceらしいベージュやペールブルーだけでなく、推し活に合うようなパステルカラー、そしてコヨーテやボールドなどのカジュアルファッションに合うカラーを用意している。

カラーは全16色

出力は、10,000mAhモデルで最大30W(USB-C+USB-A)、5,000mAhモデルで最大20W(USB-C)。低電流モードやPPSにも対応。USB C to Cケーブルが付属する。バッテリー残量については、10,000mAhモデルでは0〜100%のデジタル表示、5,000mAhモデルでは4段階表示のLED(25%刻み)で確認できる。

2モデルのスペック一覧

発表会では、同社執行役員 兼 モバイルライフ事業部 事業部長 諸星直紀氏が登壇。iFaceは「スマホケースブランドから、一人一人のあなたらしさに寄り添うモバイルライフスタイルブランドに進化している」と説明し、ショルダーポーチ、AirPodsケース、ポータブルファンなどを開発していることを紹介した。

モバイルバッテリーを投入する背景について、諸星氏はリチウムイオン電池における事故の増加に言及。リチウムイオン電池が原因の火災は3年間で2倍と統計開始から最も多い数字とし、そのうち最も多いのがモバイルバッテリー(2025年に482件)だとする。

モバイルバッテリーによる事故が増加している

この問題に対して「業界全体が向き合うものであり、私たち自身の課題でもある」と諸星氏。「iFaceらしい方法で社会課題に向き合いたい」と述べ、 “守ること” と “その人らしくあること” を新製品で目指したとする。

今日ではインフラとなっているスマートフォン。その電池切れは不便を引き起こすが、調査によると半数(52.8%)がモバイルバッテリーを所有している一方、そのうち外出時に持ち歩くのは35.8%に留まるという。諸星氏は「安心は持っていなければ機能しない」と話し、その解決も目標としたそうだ。

バッグとのコーディーネートも案内されている

これらを背景に、iFaceでは「安全な設計かつ毎日持ち歩きたくなる商品にする」「単なる機器ではなく日常に寄り添う持ち物にする」ことを目指して開発。新製品のモバイルバッテリーは「安全性を持ち歩きたくなる理由と一緒に開発した」と諸星氏は強調した。

また、一緒になって製品を届けるパートナーとして、アイドルグループのiLIFEをアンバサダーに起用。発表会にはメンバーが登壇し、「どんなお洋服にも合う」「すごいかわいい」「皆に見せながら歩きたい」など、各々が製品について気に入ったポイントを語った。

アンバサダーにiLIFEが就任