Sidecarの機能拡張に留まる可能性もあり

Apple、Macをタッチ操作対応へ? macOS 27.2で気になる変化

多根清史

Image:Vladyslav Lehir/Shutterstock.com

アップルは早ければ今月(2026年10月)、初のタッチスクリーン搭載MacBook Proを発表すると噂されている。その噂をその噂を裏付けるかのような動きとして、開発者向け「macOS 27.2ベータ3」では、タッチ操作を意識したとみられるコードが追加されたと報じられている。

米MacRumorsによれば、複数のアップル純正アプリに「ジェスチャー認識ツール」が追加されているという。写真には「PXGTouchDwellGestureRecognizer」(Dwellは、一定時間とどまる操作を示唆)、メモには「ICTouchPressGestureRecognizer」(押し下げを検出の意味とみられる)、Safariには「a touch sentinel recognizer」(タッチ入力を監視)、クイックルックには「dragTouch」(指で触れてドラッグと推測される)といった具合だ。

ただし、これらのコードは、iPadをMacのサブ画面として使う機能「Sidecar」にも適用可能だという。新たなMacBook Pro用ではなく、Sidecarの機能拡張にとどまる可能性もある。

もっとも、別の情報源はDockアイコンに新たな長押しアニメーションが追加されたと報告している。従来のmacOSにも「長押しでオプションを表示する」機能はあるが、それに伴うアニメーションは用意されていない。

さらに、すでに配信済みのmacOS 27では、Safari、メール、カレンダーなどが「プル・トゥ・リフレッシュ」(スマホなどで画面を上から下へ指で引っ張って更新する操作)に対応。Sidecarにも「iPadに表示したMacの画面を指で直接操作する」機能が追加されるなど、タッチ操作との親和性は着実に高まっている。

Bloombergも、間近に迫ったタッチスクリーン搭載MacBook Proに向け、アップルがmacOSの最適化に取り組んでいると報じていた。

たとえば画面上のボタンに触れると、macOSがタッチ操作に適した関連オプションを表示するコンテキストメニューを呼び出すという。また、タッチ操作時にはメニューバーの項目が拡大・最適化されるほか、画像やPDFをピンチ操作で拡大・縮小するなど、iPadに近い操作も可能になる見通しとされる。

次期MacBook Proは、タッチスクリーンに加えてOLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、現行モデルより「大幅に軽量化」されるとも伝えられている。続報を待ちたいところだ。

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