AppleCare+加入が無難?
iPhone Duoはディスプレイの折り目が目立ってもカバー層を交換可能。AppleCare+加入者なら3200円

初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」は、内側の折りたたみディスプレイ上にナノテクスチャーのカバー層を備えている。光の反射を抑えるとともに、マットな質感によって折り目を目立たなくするものだ。このカバー層だけを取り外して交換できることを、アップル幹部が明らかにした。
これはアップルのハードウェアエンジニアリング担当バイスプレジデント、ケイト・バージェロン(Kate Bergeron)氏が、コンテンツクリエイターのアンジェリカ・シチリアーニ・フェンディ(Angelica Siciliani Fendi)氏によるインタビューで明かしたものである。
バージェロン氏は「実際に交換可能であり、これは顧客にとって大きなメリットだ。この層を剥がして、新しいものに交換できる」と語っている。
さらに同氏によると、アップルはカバー層をできる限り長期間良好な状態に保つため、「相当量のエンジニアリング作業」を行ったという。それでも長期間の使用によって摩耗したり、折り目がより目立つようになったりした場合には、カバー層を交換できる。
アップル公式サイト(日本語)によると、iPhone Duo向けのAppleCare+に加入した顧客は、3200円でカバー層を交換できる。AppleCare+に非加入の場合の交換費用は、まだ明らかにされていない。
ちなみに、こうした表層の交換サービスは、折りたたみスマホの競合他社も提供している。たとえば米サムスンは、Galaxy Zシリーズの内側画面の保護フィルムについて、本体購入後12か月以内であれば1回無料で貼り替えられるプロモーションを実施している。それ以降の交換料金は19.99ドルだ。
アップル公式サイトの修理料金表において、カバー層と並んで注目されるのが内側ディスプレイ自体の修理費用だ。AppleCare+加入の場合の過失による損傷(Inner Display damage)は1万2900円に設定されている。
一方、英修理専門業者iCorrect.co.ukの創業者リッキー・パネサー(Ricky Panesar)氏は以前、iPhone Duoの折りたたみディスプレイの交換費用について、保証外では1155ドル以上になると予測していた。
現時点では保証外の修理料金が公表されていないため、実際にそこまで高額になるかは不明だ。しかし、折りたたみ画面の修理が高額化しやすい傾向を考慮すると、iPhone Duoを購入するならAppleCare+への加入を前向きに検討した方が安心と言えそうだ。
