仲良く喧嘩しな?
サムスン、折りたたみiPhoneを「残り物の温め直し」と揶揄。アップルも他社製品を「2台を無理にくっつけた」と煽る

アップルの新CEOジョン・ターナス氏は、同社初の折りたたみスマホ「iPhone Duo」の発表イベントで「これまでの折りたたみ機は、2台を無理にくっつけたようなもの」と切り出し、他社製品との差別化を強調した。
その競合他社の1つであるサムスンは、アップルの発表イベント配信に反応するように、iPhone Duoを「自社の残り物を温め直したもの」と揶揄するかのような投稿をXで発信している。
サムスンの米国向けGalaxy製品の公式Xアカウント「Samsung Mobile US」は、iPhone Duoの発表と近い時間に「なんだかとても懐かしい感じがする。これは『The Sims』の続編だろうか……」とつぶやき始め、その後もiPhone Duoをからかう投稿を続けている。
「ベッドサイドの時計じゃないよ」との投稿は、iPhone Duoの製品紹介ビデオに反応したもののようだ。
もっとも、サムスンはアップルの折りたたみスマホ市場への参入予定について、iPhone Duoの正式発表直前にWiredから問われ、「絶対に歓迎すべきこと」だとしていた。折りたたみ機構などの先端ハードウェア開発を担う「先端機構研究開発グループ」責任者のヒチョル・ムン氏は、「他のブランドが市場に参入しているのを見て、この新たな『折りたたみ』というカテゴリーで我々が切り開いた価値が評価され、認められていることを大変誇りに思います」と述べている。
しかし、Samsung Mobile USの担当者は別の考えを持っているようだ。「私たちは先に行ってる、三つ折りして待ってるよ」との投稿は、同社の三つ折りスマートフォン「Galaxy Z TriFold」の先進性を誇っているのだろう。
さらに同アカウントは、「iPhone Duo」のネーミングをからかうために、語学学習アプリDuolingoも巻き込んで「彼らは私たちをコピーしちゃったよ」と投稿。これに対してDuolingoは、サムスンを「知らないブサイクなやつ」と呼んで応じている。
サムスンのグループ企業の1つ、Samsung Displayは、アップル製品向けに有機ELパネルを供給していることで知られる。iPhone Duo向けの折りたたみOLEDパネルについても、Samsung Displayが供給するとの報道がある。iPhone Duoの販売が伸びれば、Samsung Displayの売上増にもつながりうるだろう。
アップルとサムスンは、こうした持ちつ持たれつの関係を承知しながら、互いをあおり合ってファンを盛り上げているのかもしれない。
- Source: Apple(YouTube) Samsung Mobile US(X)
- via: 9to5Google
