アウトドア撮影に出かけたくなるスマホ
着脱式アクションカメラ搭載タフネススマホ「RugOne XSnap 7 Pro」発表。撮影した動画を本体にワイヤレス転送可能

中国Ulephoneは、新たに発足したサブブランドRugOneから着脱式のアクションカメラを搭載する「XSnap 7 Pro」を正式発表した。
過去数年、スマートフォンの進化ポイントといえば、その多くがカメラまわりの機能向上に集中しており、最近になってそこにAIを活用した機能の追加が加わるようになってきている。一方で、外観的にはiPhone Airのように本体の薄さをアピールする傾向も依然としてある。
しかしRugOneのXSnap 7 Proは、頑丈なAndroidスマートフォンで知られるUlephone譲りの堅牢なボディデザインに、取り外して単体でも撮影が可能なアクションカメラを搭載して登場した。
このカメラはマグネットでXSnap 7 Proに固定される仕組みを採用し、1440pで動画を撮影できる。カメラに内蔵するバッテリーは約40分間の撮影が可能で、64GBのストレージに最大8時間分の動画を保存できる。さらに水深5mまでの防水性能も備えている。
付属のマグネット式ペンダントを使えばハンズフリー録画ができ、オプションでヘルメットマウントや、自転車用マウント、サードパーティの汎用マウントシステムに対応したアクセサリーにも対応する。
カメラを本体にドッキングすれば、撮影した動画は本体側へと転送され、カメラの内蔵バッテリーへの充電も行われる。
一方、動画をカメラから本体に転送する専用のアプリ「Xsnap Go」も用意されている。このアプリを使えば、カメラが本体から最大50m離れていてもワイヤレスでスマートフォン側のストレージに動画を転送可能だ。
XSnap 7 Pro本体は厚み19.1mmの頑丈なボディを持ち、タフネススマホなら必須とも言える米国防総省の規格であるMIL-STD-810Hや、防水防塵保護等級のIP68に対応し、さらに泥、路面の破片、高温の飛沫などにも耐える性能を持つとされるIP69Kにも対応するとうたっている。
つまりアウトドアでの動画撮影が趣味なら、別にアクションカメラを購入せずともこのスマートフォン1台でかなりの撮影シチュエーションに対応できるということだ。簡単な編集作業をスマートフォンアプリでこなし、その場でYouTubeに公開することもできるだろう。
その他、スマートフォンとしてのシステム構成は、MediaTek Dimensity 8400チップを搭載し、12GBのRAMと512GBのストレージを備え、9300mAhバッテリーを搭載する。さらに、50MPのメインセンサーを補完する64MPのナイトビジョンカメラも搭載している。リフレッシュレート120Hz、6.67インチのFHD+ディスプレイにはコーニング社の特殊ガラスGorilla Glass Victusを採用する。
なお、RugOneはXSnap 7 ProがAndroid 16を搭載して出荷されるが、Android 20までのアップデートを保証するとしている。
2010年代頃のスマートフォン市場には、XSnap 7 Proのようなタフネススマホや、物理キーボードを備える機種など、様々な形態のスマートフォンがあった印象があるが、どうしてもニッチにならざるを得ない個性的なモデルはいつの間にか姿を消し、現在ではどれも似通ったコンセプトに落ち着いてしまった間がある。
折りたたみ式スマートフォンのような新しいコンセプトも表れてはいるが、どうしてもそれが必要かと言われればそうとも言い切れない。だが、取り外せるアクションカメラを搭載するスマートフォンなら、TikTokやInstagram、YouTube向けコンテンツの撮影のために欲しいと思う人はいるはずだ。
RugOne XSnap 7 Proは、9月7日よりクラウドファンディングサービスKickstarterで早期予約を開始しており、記事執筆時点で最も安価な支援枠は899ドル(約14万円)となっている。また、来月には各国市場で999ドル(約15万6000円)で発売するとのことだ。
- Source: RugOne
- via: Tom's Hardware 9to5Google
