Makuakeでプロジェクト開始へ
HOVERAir、手持ちカメラにもなる飛行カメラ「VERSA」。カメラとプロペラ部が分離

HOVERAirは、新しいスタイルの “空を飛ぶカメラ” 「HOVERAir VERSA(バーサ)」をMakuakeにて先行発売すると発表した。Makuakeにおける数量限定価格(以下、税込表記)は、スターターセットが127,900円(通常139,800円)、各種フィルターや三脚などが付属するオールインワンセットが162,600円(通常177,800円)となる。カラーはホワイトとブラック。
手持ちのジンバルカメラとプロペラ部分(フライトキット)を分離させることで、手持ち撮影と空撮を1台で実現できるモデル。カメラとフライトキットは、特許出願中のMagLatchシステムによって簡単に着脱可能。専用設計のポゴピンにより、モーターへ安定した5Aの電流を供給できるそうだ。

なお、フライトキット部分は67gだが、カメラを取り付けると100gを超えてしまうため、飛行にはドローンとしての機体登録などが必要となる。区分としては、既発売の「X1 PROMAX」と同じになるとのこと。飛行可能エリアはアプリから確認できるとしている。
カメラには3軸ジンバルを搭載するため、ブレを抑えた撮影が可能。1/1.3インチセンサーを搭載し、4K/60fps、10-bit HDR、10-bit H-Logの動画撮影をサポートする。ロスレス2倍ズームやLive Photoにも対応。1度の充電で3時間の撮影が行える。17.5段のダイナミックレンジとAI低照度補正に対応。

また、本体には1.64インチのOLEDディスプレイを搭載し、物理ボタンのような操作感を実現するハプティックコントロールにも対応する。内蔵マイクにより音声もクリアに収録できるとのこと。ジンバルを回転させることで、クロップせずに縦撮影も行える。
空を飛ぶカメラとしては、最大36km/hの飛行が可能。手のひらからの離着陸に対応するほか、ジェスチャー操作と10種類以上のハンズフリー飛行が利用できる。SoCには4nmプロセス(PROMAXは7nm)のものを採用することで発熱も抑えているとのこと。

AIを活用した機能として、AIが最適な構図に自動でフレーミングする「AIフレーミング」、Gaussian Splatting(3D空間再構築技術)によって空間を3Dデータとして再構築する「3D Worlds」、自動編集してシェアできる動画に仕上げる「AI自動編集」(別途料金が必要)に対応する。
また、離れた場所からの操縦や撮影などが行える「Micoミニコントローラー」も用意。マイクを内蔵しているため音声操作も可能だ。また、ハンドジェスチャーに対応し、カメラに向かって手を振るだけで呼び戻したり撮影を開始したりできる。

都内で発表会が実施。創業者兼CEOのMQ Wang氏がイベントのために来日し、新製品のプレゼンを行った。
HOVERAirは2016年に世界初の自律飛行カメラを発売。2024年には99gの「X1 Smart」を発表し、日本における展開を開始した。また、2024年にはフラグシップのドローン「X1 PRO/PROMAX」、2026年には防水ドローン「AQUA」を投入している。ここ数年で従業員が500人増えるなど、企業としての規模も拡大させているそうだ。

Wang氏は、PRO/PROMAXおよびAQUAは「プロフェッショナルとアスリートにフォーカスして作った」と説明。特にAQUAは、ウォータースポーツに特化しており、ジェットスキーやカヤックなどでの使用を想定しているという。
一方で、頭の中では「日常に使えるものが根本にある」ということを描いているとWang氏。多くのユーザーに使ってもらえるように、危険、資格が必要、危ない、武器というイメージのある「ドローン」という言葉は使わずに「空を飛ぶカメラ」と言っているという。そしてVERSAは、「まさにそのような想いがこもったポケットサイズのカメラだ」と語った。
