保管場所を写真付きで記録できます

Google、Android向け月次アプデ9月版公開。「Geminiで置き場所記憶」や「ガイド付きビジョン」など

多根清史

Image:Drazen Zigic/Shutterstock.com

Googleは、この9月にAndroidへ追加される新機能群「September Android Drop」を発表した。ここに含まれる機能の多くは、Pixel 11 ProやGalaxy S26 Ultraよりも古い機種にも対応しており、最新のAndroidスマートフォンを持たないユーザーにも役立つはずだ。

1.Geminiを利用したFind Hub拡張機能

この機能は、Geminiアシスタントに自然な話し言葉で、Find Hubに大切な持ち物の保管場所を記憶するよう伝えることで、あとからGeminiに場所を尋ねるか、Find Hubの「記憶したアイテム」タブを参照するだけでその場所がわかるようになる機能。

タグを付けていない持ち物でも保管場所を記録でき、さらに写真を添付しておくことも可能だ。

たとえば「Hey Google, remember in Find Hub that I put my passport in my bedroom drawer.(OK Google、パスポートを寝室の引き出しにしまったことをFind Hubに記憶して)」といった具合にスマートフォンに話しかけるだけで、対応タグやアクセサリーなしでも、大切な持ち物の保管場所を記録し、後から確認できるようになる。物忘れが多い人にとって、ありがたい機能となりそうだ。

この機能は「近日中」に、GeminiとFind Hubがサポートされている地域(日本を含む)において、Android 16以降のデバイスで利用可能になる。

2.Motion Assist

Android 17搭載スマートフォンには、乗り物酔いを軽減する新機能「Motion Assist」が追加される。画面上に半透明の小さな泡(バブル)を重ね、乗り物の動きに合わせて移動させることで、「目で見ているものと乗り物の動きとのギャップを埋める」という仕組みだ。

泡の形や色、不透明度をカスタマイズできるほか、乗車時に自動的にオンになるよう設定したり、クイック設定に追加したりすることもできる。

ただ、この機能の効き目はユーザーによって個人差があり、場合によっては逆効果になることも考えられるため、もし不快に感じた場合は速やかに使用を取りやめるようGoogleは案内している。

ちなみに、アップルもすでにiPhoneに乗り物酔い軽減機能「車両モーションキュー」2024年に導入している。こちらは画面の端にアニメーションするドットを表示するもので、今回の新機能と非常に近い仕組みだ。

3.Guided vision

「Guided vision」は、Gemini Liveでカメラ映像を共有し、目の前にある物や文字を音声で説明してもらえるアクセシビリティ機能だ。

食品パッケージやラベルに記された細かな文字や、照明を暗めにしたレストランのメニューを読み上げたり、家の中にある物を識別するといった使い方が想定されている。

もしカメラの構図が適切でない場合には、撮り直しやパン、対象を中央に合わせるといった音声ガイド機能で案内する。

この機能はAndroid 9以降のデバイスを対象に、Gemini対応地域で18歳以上を対象として近日提供予定とのことだ。

なお、Googleはこの機能には誤認識の可能性があるとし、医療器具の使用や、移動時のナビゲーション代わりにするといった安全に関わるような使い方は控えるよう呼びかけている。

4.Google Messages内でのKeep共同編集

Googleメッセージの「+」アイコンからGoogle Keepを開き、買い物リストや休暇に関するメモなどをチャット内で共有し、参加者同士で共同編集できる。この機能はすでに提供を開始している。

5.Googleメッセージのチャットテーマ

チャットごとに背景や配色を変更できる機能。壁紙や自分の写真を背景に設定できる、それに合わせてメッセージの吹き出しの色を背景に自動的に合わて調整する。色は任意に変更することも可能だ。

こちらもすでにGoogleメッセージで利用可能だが、RCSが有効になっている必要がある。また、テーマは設定したスマートフォン上でのみ反映されるとのことだ。

9月のアップデートではこれ以外にも複数の機能が発表されている。詳細はGoogleのウェブサイトやYouTubeの紹介動画でも確認可能だ。

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