壁紙消失、ウイルス対策がオフのウソ通知も

Windows11、最近のアプデで「カーソル巨大化」など複数の不具合報告

Munenori Taniguchi

Image:Gadget Gate

Windows 11 25H2および24H2に最近配布されたアップデート「KB5120998」をインストールしたユーザーから、「マウスカーソルが巨大化し、ランダムに大きさが変わる」「マウスカーソルのカスタムアニメーションが強制的に標準設定に戻される」「壁紙が削除された」など、複数の不具合が報告されている。

マイクロソフトはこの問題について、「より詳しい情報が入り次第、アップデートを提供する」とだけ報告している。

Redditなどへのユーザーの報告によると、最近のアップデートでは他にもWindows標準のウィルス対策である「Windows Defender Security Center」が実際には動作しているにもかかわらず無効化されたと誤った警告を発する、ユーザーを不安にさせる不具合も報告されている。

この不具合は、KB5120998ではなく、 8月にリリースされた「Microsoft Defender Antivirusの最新アップデート」をインストールした場合に現れるとされている。マイクロソフトは、これに対しても「今後のアップデートで解決策をリリースできるよう取り組んでおり、準備が整い次第、詳細情報を提供する」と述べている。

こうした不具合はいずれも軽微なバグと言えるものの、ユーザーのPC体験を著しく損ねるものだ。マイクロソフトは、不要な機能や性急なAI機能の追加でOS全体が肥大化しているというユーザーからの不満に対して、改善を約束している。しかしそれにもかかわらず、ここ数年はWindows 11のアップデートに起因するバグ報告が増えている模様だ。

ちなみに、KB5120998は、Windows 11のタスクバー表示位置を、以前のWindowsのように「上・下・左・右」のどこでも好きな場所に設定できるようにするためのアップデートで、「プレビュー扱い」として配布されている。

しかし不具合の報告が相次いでいることを考えると、いまはインストールせず、この機能がWindowsの月例アップデートに含まれて正式に配布されるのを待つ方が無難と言えそうだ。すでにKB5120998をインストールしてしまっている場合は、Windows Updateの画面で「更新の履歴」リンクを開き、「更新プログラムをアンインストールする」の項目から削除することが可能だ。

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