手首からケーブルを引き出してジャックインしたくなるかも?

コモドール、『サイバーパンク2077』コラボのレトロPC「Commodore 77」予約開始。特典モリモリで約6万円

Munenori Taniguchi

Image:Commodore

コモドールは、Commodore 64 Ultimateの特別バージョンとしてCD Projekt Redの人気ゲーム『サイバーパンク2077』とコラボレーションした「Comodore 77」を発表、予約受付を開始した。価格は377ドル(約6万円)。

2077年のナイトシティで見かける端末は、ほとんどがグラフィカルなインターフェースを備えており、8ビットマシンのCommodore 64は似つかわしくない気もしないでもない。しかし、このコラボにおけるコモドールの気合いの入りようは、あらゆるオブジェクトが薄汚れているナイトシティに溶け込むような外観デザインからも感じられる。

こだわりポイントは外観だけでなく、電源を入れた後に立ち上がるブート画面、メニューの配色など所々にゲームのテーマを盛り込んでいる。また、同梱のデモカートリッジを起動すると、ポーランドのC64デモグループ「Arise」の制作による『サイバーパンク2077』インスパイアの特別なデモが画面上に再生される。さらに、再生される音楽は、チップチューンの名手として知られるLukHashのオリジナルトラックだ。

なお、このデモはCommodore 77本体側面にあるLEDとも連動し、ディスプレイ外でも光でリズムを展開する。

スペック面では、Commodore 64 Ultimateで採用されていたAMD Xilinx Artix-7 XC7A50Tチップではなく、上位版となるArtix-7 XC7A100Tを搭載している点が特徴となる。このチップはロジック容量が2倍、ブロックRAMが2倍、I/Oも強化されているとのことだ。だが、その強化された性能が実際にCommodore 64と比べてどんな場面で生かされるのかについてはよくわからない。

このモデルのベースとなったCommodore 64 Ultimateは、カートリッジやジョイスティック、ディスクドライブ、プリンター、モニターなどオリジナルの周辺機器に対応する一方で、HDMI、USB、イーサネット、Wi-Fiといった現代の外部接続規格にも対応している。さらに128MBのDDR2メモリ、最大24チャンネルのオーディオに対応する8個のFPGA SIDチップ、オリジナルマシンが搭載した6581あるいは8580 SIDチップを装着するソケットも備えている。

Image:Commodore

ユーザーは、Commodore 64用のグラフィカルOSであるGEOSを通して、ゲーム、BASICプログラミング、チップチューン制作、デモシーン制作、そして集中して文章を書くといった作業をこのコンピューターで行うことができる。

Commodore 77には他にも、購入特典として「特製のネオン電源ランプ、ステッカー、ピンバッジ、コレクター向けのテーマパッケージ、特製『サイバーパンク2077』スパイラルバインダー式ユーザーガイド、『サイバーパンク2077』テーマのBASIC入力用プログラムなど」が付属する。

ちなみに、1万本以上に対応するというCommodore 64用ゲームは、互換モードを使うことで従来と同様にプレイが可能とのことだ。

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