それでも円安効果で、日本での開始価格は20万円以上に?
iPhone 18 Pro、思ったより高額ではないかも。アップルがコストを一部肩代わりとの予想

アップルは9月の製品発表イベントで、「iPhone 18 Pro」モデルを発売する可能性が高いが、その製品に搭載するメモリーやストレージの価格高騰を受け、大幅な値上げを余儀なくされると予想されている。
たとえば証券会社GF Securitiesのアナリスト、Jeff Pu氏は5月時点で、メモリーコストが上昇しても、アップルは前モデルからの価格据え置きを目指すと主張。ところが今月初めには一転し、250〜300ドル高くなるとの予想へと修正していた。
そんななか、iPhone 18 Proは、こうした予測ほど高額にはならない可能性があると、BloombergのMark Gurman記者が示唆している。同氏はアップルの内情に詳しく、リーク情報の信頼性が高いことで知られる人物だ。
Gurman氏によれば、アップルは部品コストの上昇を受け、サムスンとGoogleが最新スマートフォンをどの程度値上げするかを注視してきたという。両社は米国で約100ドルの値上げを実施しており、アップルがこれに合わせるなら、iPhone 18 Proの開始価格は1,099ドルから1,199ドルへ、約9%上昇することになる。
さらにGurman氏は、メモリ不足の深刻さを考えれば、これは控えめな値上げ幅だと指摘。アップル自らが追加コストの一部を吸収している可能性を示すものだという。すでに同社は今四半期の粗利益率が下押しされると警告しており、これも部品コスト増のすべてを製品価格に転嫁していない兆候だとしている。
では、なぜアップルは値上げ幅を抑えるのか。100ドルの値上げ程度であれば、iPhoneをサムスン製品とおおむね同じ価格帯にとどめることができ、一部のiPadやMacで行ったような急激な値上げによるショックを引き起こすのを避けられるため、とのことだ。
今年6月、iPhone 17 Proモデルは米国では価格が据え置かれた一方、日本国内では値上げされた。アップルから公式な説明はないものの、最近の円安を反映した価格改定とみられる。
iPhone 17 Proの開始価格は19万4,800円(税込)であり、消費税込みで考えると、およそ1ドル=177円換算となる。もしiPhone 18 Proの米国での開始価格が1,199ドルになれば、同じ換算レートでは日本価格は約21万円となる計算だ。
本当に「iPhone Proモデルの開始価格が20万円の大台に乗る」時代が到来すれば、日本のユーザーも買い控えるようになるのか。それとも、サムスンやGoogleなど競合他社も値上げしていることから、受け入れられる展開となるのか興味深いところだ。
