M6モデルはさらに値上げの可能性も
MacBook Airが品薄、最大1か月待ちに

米国を中心にAIデータセンター向けのHBM2など高性能DRAM需要が急増するなか、一般向けSSDやDDR5メモリの供給が逼迫している。最近、MacBook Airが品薄となっているのもその影響であり、アップルも消費者をAirモデルよりProモデルへ誘導していると報じられている。
アップルは6月、MacBook Airを世界的に値上げした。日本では最低価格が18万4800円(税込)から22万4800円へ改定されている。それでも最小構成モデルの納期は約3~4週間、構成によっては1か月以上待ちとなっており、同社が在庫確保に苦戦していることがうかがえる。
同社の内情に詳しいBloombergのMark Gurman記者によると、小売関係者はMacBook Airについて「これまで記憶にある限りで最も供給が逼迫している」と語っているという。さらに、アップルが最近公開した新学期キャンペーンの販促資料でも、「MacBook Airは在庫状況により提供」との但し書きがわざわざ添えられている。
Gurman氏の情報筋によれば、この供給不足はメモリ危機が原因である一方、アップルが今秋予定しているM6チップへの刷新に向けた準備の一環として、ベースモデルのM5 MacBook Proを優先していることも背景にあるという。M6搭載MacBook Airの登場は、それより少し後になる見通しだ。
さらに、中国国内で販売する製品については、中国のサプライヤーからメモリを調達する準備を進めることで、供給問題の緩和に取り組んでいるとも伝えられている。
すでに同社は、今年9月四半期にはiPhone、iPad、Macの供給制約が大きく悪化すると警告しており、今後も追加の値上げを実施する可能性があると説明している。需給バランスを取るため、Macが再び値上げされる展開も十分に考えられる。
現時点ではAmazonにM5 MacBook Airの在庫があり、翌日配送に対応し、1万円以上のポイント還元も受けられる。MacBook Airの購入を検討しているのであれば、早めに動いた方がよいかもしれない。
