ディスク版でゲームを持っていてもオンラインが使えなければ遊べません
長時間の大規模障害、Xboxで何が起きていたのか。幹部が説明する原因

米国時間で日曜日の夜に発生したXboxのオンラインサービス障害は、月曜日の夕方まで続いてようやく復旧した。その間、多くのゲーマーがゲームを楽しむ時間を失った。
復旧直後は障害がなぜ発生したのか、まだ原因がわかっていなかった。マイクロソフトは米国時間28日、ようやくその原因を発表した。
Xboxの最高技術責任者であるスコット・ヴァン・ヴリート氏の報告によると、Xboxと複数のストアおよびパブリッシングパートナーが、依存している外部ライセンスサービスが日曜日の夜遅くに不具合を起こし始めたと述べている。
同氏は、問題は日曜日深夜に、Xboxおよび複数のストア・パブリッシングパートナーが利用している外部のライセンスサービスが不具合を起こし始めたのが発端だと説明。「これにより、一部のサインイン操作が失敗するほか、所有しているゲームの全リストの表示や、所有しているゲームの起動など、利用権限の確認が必要な多くの操作も失敗する事態に発展した」という。
そして、Xboxの緊急対応チームは「障害が発生したインフラストラクチャを特定した後、根本原因の究明に取り組む間、トラフィックをシステムの正常な部分に切り替え」ていったとのことだ。しかし、サービスは世界中の様々な地域にわたり、チームのエンジニアらはそれを順次復旧させていくことになった。結果、最終的な解決には月曜日の午後5時半(米国東部時間)まで時間を要したとのこと。

ただ、堅牢に構築していたはずのサービスが、単一の障害点のためにサービス中断に至ったことに関して、ヴァン・ヴリート氏はXboxにとって「容認できない状況」だとする。今後の対策として「サインインとゲーム起動の基盤となる依存関係を強化し、この種の障害の検出と封じ込め方法を改善し、問題が発生した際に、より迅速かつ明確にユーザーに報告する」と述べている。
この障害はXboxが1,600人の従業員を解雇し、さらに来年6月末までにさらに1,500人を解雇すると発表した数週間後に発生した。
プレイヤーはXboxのオンライン認証を受けるところで失敗してしまうため、デジタル版のゲームだけでなく、物理ディスク版ゲームさえもプレイできなくなった。さらに障害は、旧世代のXbox One、Xbox 360にも(後方互換機能含む)および、Xbox一筋の忠実なXboxファンほどお手上げの状況に陥った。
ちなみにXboxは、7月23日にも『Halo: Campaign Evolved』の早期アクセスを開始した途端にゲームやその他のオンラインサービスにアクセスできなくなる障害を起こしたが、このときは約2時間で復旧していた。
- Source: Scott Van Vliet(X)
- via: Engadget PCMag
