新CEOとして改めて決意を述べています
Bluesky、暫定CEOだったトニ・シュナイダー氏が正式にCEO就任

5月にBlueskyのCEOだったジェイ・グレーバー氏がCEOを退いて最高イノベーション責任者に就任すると発表して以来、暫定CEOを引き受けていたトニ・シュナイダー氏が、自身のブログで正式なCEOに就任したことを明らかにした。
シュナイダー氏は、WordPress.comの親会社であるAutomatticの創業者兼CEOからBlueskyに転身してきた人物で、当初は「正式な後任CEOを探す間」暫定CEOを務めるとされていた。
だが、今回のブログ記事でシュナイダー氏は「Blueskyの使命と仕事にやりがいを感じている」と述べ「正式なCEOとして全力で取り組んでいく」と決意を新たにした。

シュナイダー氏は、正式なCEOとして最初に取り組む課題のひとつとして「より小規模な空間とよりプライベートなコミュニティを創出する機能だ」とし、それが「次のイノベーションの波を解き放つものになると信じている」と語っている。
すでにBlueskyはその機能の開発を始めているようで、6月には2026年中にRedditスタイルのコミュニティをプラットフォームに導入し、ユーザーが特定の趣味やトピックに関するグループを作れるようになると発表している。
Twitter社内の分散型SNSプロトコル研究プロジェクトとして始まったBlueskyは、イーロン・マスク氏に買収される前にスピンオフしたことで、Xが様々な変更を受けて様変わりしていくのを嫌った人々にとっての避難場所として機能した。
同時期に登場したThreadsは、Twitterクローンとして急激にユーザーを増やして話題となったが、Blueskyは本来の目的であるATプロトコルの開発を着実に続けるため、当初は招待制を敷き、ゆっくりと成長する道を選んだ。それでも、グレーバー氏の舵取りのもと、ユーザー数は4300万人を数えるまでに増加し、ATプロトコルの拡張も大きく進んだ。
ただ最近は、Blueskyもユーザーベースの維持・拡大に苦労する面も出てきている。エンゲージメントやユーザー数の増加が停滞しはじめ、サービスが衰退し始めているのではないかとの疑問も一部では出てきている。
シュナイダー氏には、正式なBluesky CEOへの就任によって、これからのBlueskyが進むべき方向を見極め、ふたたびユーザーを呼び込んで成長していくことが求められる。
本人もブログ記事のなかで「私がこの仕事を引き受けたのは、私たちの使命、すなわち、オープンで分散型の公共対話のための技術を開発し、大規模な普及を推進するという使命に共感したからだ」と述べている。
そして、Blueskyには「今後10年間にわたり、人々がどのようにつながり、互いにコミュニケーションし、共に生きていく方法の豊かさを余すところなく反映したオープンなウェブを築くための、刺激的な取り組みが待っている」と語った。
- Source: Toni Schneider
- via: TechCrunch Engadget
