また値上がりし始めている模様

新品のRTX 3060 12GB搭載グラボが欧米市場に再登場

Munenori Taniguchi

Image:ASUS

NVIDIAは2021年に発売したGPU、GeForce RTX 3060 12GBの販売を再開した模様だ。このGPUは昨年後半に出荷が停止されていた。だが今週になって、米国のNeweggやドイツのComputerBaseといったECストアで、340ドル(334ユーロ)前後の価格で販売されているのが確認された。

NVIDIAはRTX 3060の販売終了を公に認めたことはないため、今回再び出荷されるようになっても別におかしいわけではない。ComputerBaseで確認されているASUSのグラフィックカードは新製品であるという。

また、販売再開されたGIGABYTEの製品は、以前のRTX 3060搭載グラフィックカードと仕様上の変更はないものの、その名前に(Rev 2.0)の表記が追加されている。同じRTX 3060でも以前販売されていたもの(Rev 1.0)とは異なる新しい製品であることが示されている。

Image:GIGABYTE

RTX 3060搭載のグラフィックカードは、RAM・GPU・ストレージが品薄になる前、安定的に供給されていた頃は250ドル前後の価格帯だった。そのことを考えると、現在の330~340ドルという販売価格はかなり高い。それでも、とりあえず最新のゲームもプレイできる性能で、少しでも手頃な選択肢として、RTX 3050にはニーズがあるのかもしれない。

なお、記事執筆時点でNeweggにおけるRTX 3060 12GB搭載カード(GIGABYTE)の価格を再度確認したところ、494ドルに変わっていた。この価格だと、RTX 5060 Ti 8GB 搭載のグラフィックカードが約370ドルで売られているため、使用目的によってはそちらを選ぶ方が良さそうだ。RTX 5060 Ti搭載カードにはVRAM16GBの製品もあるが、そちらは8GBモデルより200ドル近く高額になる。

NVIDIAがRTX 3060を再び出荷し始めた理由は明らかにされていない。この再出荷が、最新世代のRTX 50シリーズを一般ユーザーに安価で供給するよりも、AIデータセンター向けに優先供給するためでないことを願うばかりだ。

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