AIブームの代償
Xbox Series X|S、全世界で8月1日より値上げ。512GBモデルで100ドル、1TBモデルは150ドルアップ

マイクロソフトは、RAMおよびストレージの供給不足にともなうコスト高騰のため、Xbox Series X|Sの価格を8月1日より100~150ドル値上げすると発表した。値上げは全世界的に行われるため、日本でも夏休みに同程度の値上げが行われるはずだ。
Xbox Series X|Sのモデルごとの上げ幅はストレージ容量に対応しており、512GBモデルが100ドル、1TBモデルが150ドルの値上げとなる。
モデルごとの値上げ後の価格は以下のとおり(カッコ内はこれまでの価格)。
- Xbox Series S 512GB:499ドル(399ドル)
- Xbox Series S 1TB:599ドル(449ドル)
- Xbox Series X 1TB デジタル版:750ドル(599ドル)
- Xbox Series X 1TBディスク版:800ドル(649ドル)
なお、Xbox Series Xの2TBモデルは販売を終了する。

マイクロソフトは、値上げ後も同社のゲーム機をより「入手しやすくする」ためのいくつかの取り組みについて説明している。これは、自社ストアで購入した場合の後払いオプションや、Amazonを通じて購入する場合の最長12か月間の無利息分割払いなどがある。さらに認定整備済みゲーム機プログラムや、小売パートナーと協力して「中古ゲーム機を低価格で提供する」取り組みについても触れている。
Xboxに限らず、ゲーム機は今年、3月にPlayStation 5が値上げを発表し、先日にはSwitch 2も9月からの値上げを発表した。これは、以前のゲーム機が発売から数年後に値下げをしていたのとは逆の動きだ。その背景には言うまでもなく、昨今のAIデータセンター建設のためにAI企業がメモリーやストレージを買い占めているからだ。
マイクロソフトは、ゲーム機用のRAM・ストレージ価格は従来の2.5倍以上に上昇しているとし、2027年後半にはさらに倍増するとの見通しを示した。そして「スマートフォン、パソコン、スピーカーなどの他の家電製品とは異なり、ゲーム機は通常、利益を出して販売されるのではなく、製造コストを下回る価格で販売されている」と述べ、今回の値上げがやむを得ないことであることを強調している。
- Source: Microsoft
- via: TechCrunch
