手のひらサイズ「Mango 2」から法人向け「Comet X」まで

香港GL.iNetが日本本格参入。Wi-Fi 7トラベルルーターやスマホも遠隔操作できるKVMをInteropで披露

編集部:平山洸太

ブースには既存モデルを含めて多数のモデルが並べられた

ネットワーク機器を手掛けるGL.iNETは、日本市場への本格参入を発表。これにあたり、千葉県・幕張で開催したインターネットテクノロジーの大型イベント「Interop Tokyo 2026」にブースを初出展し、今後数か月で発売する予定の新製品を展示した。

GL.iNETは香港発のメーカーで、世界100か国以上に製品を展開している。これまでは公式オンラインストアとAmazonで製品を販売してきたが、今後は家電量販店の店頭でも購入するよう準備を進めているそうだ。また、楽天市場への出店も検討中とのこと。

展示会場では、旅行先でもVPNなどを利用できるトラベルルーターと、サーバーなどを遠隔制御できるリモートKVMの新製品を展示している。たとえばトラベルルーターでは、既存よりも薄型になったデュアルバンドモデル「Mango 2」を投入予定。価格は未定だが、10月に発売する予定とのことだ。

「Mango 2」

また、「Slate 7 Pro」は6GHz帯をサポートするWi-Fi 7対応のトライバンドトラベルルーター。上面にタッチ式の2.8インチディスプレイを備えており、アプリ不要で設定が行える。速度は最大5765Mbps(6GHz)。発売は7月を予定しており、日本での価格は未定だが、米国では239ドルだという。

「Slate 7 Pro」

リモートKVMでは、USB-C接続でスマートフォンも遠隔操作できる「Comet Q」を8月に投入予定。米クラウドファンディングサイトのKickstarterでもプロジェクト実施中のモデルで、アメリカでの一般販売価格は129ドルだという。会場では、ノートPCからiPhoneを操作するデモが行われ、 “遠方の両親のサブスクの解約” といったことにも使えると説明していた。

「Comet Q」
デモの様子

そのほか、7月には4系統のHDMI入力に対応する法人向けのリモートKVM「Comet X」も予定する。電源はUSB-Cに加えてPoEからの供給に対応している。

「Comet X」

今回のInterop出展を基点に、日本での製品展開とパートナー開拓を本格化していくというGL.iNET。製品情報のローカライズやサポート体制の強化、ラインナップの強化も図っていくとのことで、今後の動きにも注目したい。

関連キーワード: