ただしARグラスとのバンドル品のみ
ASUS、携帯ゲーミングPC「ROG Xbox Ally X20」発表。7.4型OLED採用の20周年記念モデル

ASUSはComputex 2026にて、携帯ゲーミングPC「ROG Xbox Ally X20」を発表した。発売済みのROG Xbox Ally Xの特別エディションであり、ROGブランド20周年を記念するモデルに位置づけられている。
本製品はROG Xbox Ally Xと同じ内部構成をベースとしながら、ディスプレイを大幅に強化している。従来の7インチIPSパネルから7.4インチOLEDへ刷新され、解像度は1080pのままだが、VRRは30〜120Hzに対応した。
さらに最大輝度1400ニト、Dolby Vision対応となった。HDRピーク輝度ではライバルの「Lenovo Legion Go 2」を上回る一方、解像度やリフレッシュレートではLegion Go 2が優位に立つなど、両者で一長一短の関係にある。
画面は標準モデルの最大500ニトから大幅に明るくなり、VRRの下限も48Hzから30Hzへ引き下げられている。これにより、48fpsを維持できないような負荷の高いゲームでも、カクつきを抑えやすくなる可能性がある。また、OLED採用に合わせ、発熱も見据えてエアフローチャネルが再設計された。
なお以前、ASUSはROG Xbox AllyシリーズにOLEDを搭載しない理由として「VRRとOLEDを組み合わせた場合の消費電力の大きさ」やコスト増により許容される価格を超えてしまう可能性を挙げていた。 少なくとも前者については、消費者向け製品の発売に踏み切れる程度には改善したと考えられる。
本体デザインには、プロセッサーや冷却システムが透けて見える半透明シェルを採用し、内部構造にはゴールドのアクセントが施されている。ASUSはこのデザインについて、ROGのコンセプトである「革新」を体現したものだと説明している。

コントローラー部分にも改良が加えられた。ドリフトに強いTMRジョイスティックを採用したほか、回転させることで4方向入力と8方向入力を切り替えられるDパッドを搭載。さらにボタンやハプティクスも改良され、操作性の向上が図られているという。

ただし、X20は単体販売されず、ARグラス「ROG XREAL R1 Edition 20」とのセット販売限定となる。R1の米国価格は849ドルであり、ASUSはまだバンドル価格を発表していないものの、かなり高価な製品になることは間違いなさそうだ。
